光源氏さん
のうた一覧
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九重にかすむ今宵の花櫻かばかり君の名殘思へど
平成二十四年四月二十一日
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逢ふまでの形見と思ふ旅衣わびしき笛のひびくゆふぐれ
平成二十四年四月二十一日
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本歌、「逢ふまでのかたみに契る中...
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行く春をおぼろに見やる村時雨止むこともなき憂さのみづうみ
平成二十四年四月二十一日
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参考、「尚白が難あたらず、湖水朦...
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幻のすみかならずやこの庵で心静かに花鳥を聞く
平成二十四年四月十五日
15
「…ひすでに山の端にかかれば、夜...
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御見舞いをしていただいて有り難う息子と判らず話す我が母
平成二十四年四月十一日
26
みやこうまし様に贈った歌。母は以...
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浅茅生の青野ヶ原の忘れ水たえまがちなる君をしのびて
平成二十四年四月十一日
11
「青野ヶ原」は現・岐阜県大垣市青...
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花は今したたりやまず我が胸をあはれに濡らす宇治の春宮
平成二十四年四月七日
9
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時の間の花のとぼそを開きても淡に衰ふ世をみなすのみ
平成二十四年四月七日
7
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あはれ知る人に染みたる花ざくらなべての風に乱れやはする
平成二十四年四月七日
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宇治川の瀬々の深みにしくしくと我をなやます橋姫の髪
平成二十四年四月五日
8
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世の中を何にたとへんほととぎす小雨そほ降る化野の径
平成二十四年四月五日
9
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櫻花わがうちふれはをさまらずただ風の音をうらむるばかり
平成二十四年四月四日
8
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さてもなほしぐるるほどに過ぐすともせきてのどめむそそめきの身は
平成二十四年四月四日
4
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ほととぎす過ぎゆく春の鳴き暮れは花の蔭にもおもひいづらむ
平成二十四年四月四日
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うすらひの薄き心も消えゆきて目覺めの里にひびく横笛
平成二十四年四月一日
11
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面影を夢になりとも寄せたまへ引き手も見えぬ須磨の浦波
平成二十四年四月一日
8
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み吉野のひとはな衣薄くともひたすらつくす春のゆふぐれ
平成二十四年三月三十一日
16
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春しぐれ三世をめぐる闇のいろ我がながめにはけぶりも見えず
平成二十四年三月三十一日
6
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酔ひのなかに闇の迦留羅の夢をなすうらむる風の音にさそはれて
平成二十四年三月三十一日
4
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風吹けば思ひもゆらく紅しだれやがて散りゆくものと知りせど
平成二十四年三月三十一日
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