光源氏さん
のうた一覧
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戀すれどつらさに負けて闇の中何ぞ殘りぬ聞くはかなしき
平成二十二年三月二十六日
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本歌 戀しさはつらさにかへてや...
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いかでかはみだれ散りゆく花櫻すさむ心をなだむる夜に
平成二十二年三月二十六日
12
本歌 いかでかは鳥のなくらん人...
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一人寝のしのぶもぢずりおほけなく袖にふくめむしのびねの涙
平成二十二年三月二十六日
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紫紅様に贈った歌。
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しくしくと雨ふる郷にわびぬればいたづらに散る花のあはれび
平成二十二年三月二十五日
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本歌 つくづくと雨ふる郷のには...
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今日もまた此の世の憂きになしはてて逢ふこともなき夢のうつそみ
平成二十二年三月二十五日
11
本歌 つらきをも憂きをも夢にな...
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暁の別れのときと思ひせば涙ひとすぢ袖にながるる
平成二十二年三月二十五日
8
本歌 暁のなみだばかりを形見に...
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忘れじの嵯峨野の山の花櫻散るも濡るるもことはりはなし
平成二十二年三月二十五日
7
本歌 忘れじのただ一ことをかた...
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君まつと夕影草の白露のくだりになりて袖に風吹く
平成二十二年三月二十四日
10
本歌 君まつとわが戀ひをれば我...
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逢へばまた涙の玉に身はよぢれたゆるとや闇にまどふしとねで
平成二十二年三月二十四日
8
本歌 逢ふことを玉のをにする身...
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み吉野の花のさかりは知られどもあだなるさまは此れにまさるる
平成二十二年三月二十四日
10
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花さそふ君が袂にまどはされただかりそめの宿をもとむる
平成二十二年三月二十四日
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ゆふぐれの川面にうつる春の月寄する思ひの涙つたはる
平成二十二年三月二十四日
10
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つらかりしなげきの色に散りゆけど我がためにうく草の葉もあり
平成二十二年三月二十三日
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ながむればうつろふ色の波枕うらみはてたる花のうたかた
平成二十二年三月二十三日
7
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ささなみの志賀の面影消えゆきてかすむ月夜に濡れし衣手
平成二十二年三月二十三日
10
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立ちかへる世と思はばや君が御衣みもすそがちにすゑの松山
平成二十二年三月二十二日
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前大僧正慈鎮の本歌取り。「御衣」...
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仄暗し月の光の花の影闇をいだきてしみる春風
平成二十二年三月二十二日
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本歌…蒼白き月の光に山かげのやみ...
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あはれしばし後のかなしさ思ふれば花の手向けのしづむ八重山
平成二十二年三月二十二日
12
本歌…あはれしばしこの時過ぎてな...
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鳥邊野の歎き渡るる君が影花もむらむら色よ消えなむ
平成二十二年三月二十二日
10
本歌…山もとの鳥の聲より明けそめ...
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入相の聲する山は絶えいりて野邊の送りにふるふ月影
平成二十二年三月二十二日
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本歌…入相の聲する山の陰暮れて花...
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