シュンイチさん
のうた一覧
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ソラマメを都市の地面に蒔きながら海が生まれるのを待っていた
平成二十二年十一月十四日
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12月のNHK短歌のお題「豆」に...
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「ポッキーの日なんだよ」って呟いたきみといっしょに各停に乗る
平成二十二年十一月十一日
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ポッキーの日にトッポを食べる。
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ラプラスに乗って目指そう 行くあてのない旅だったと誇れる島を
平成二十二年十一月九日
6
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イシツブテ蹴りながら行く通学路 ぼくもだれかの影になりたい
平成二十二年十一月九日
8
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そらをとび町から町へ飛びまわるきみのこころの芯はぶれない
平成二十二年十一月九日
4
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あなをほるぼくの知らない町とかにたどりつくまでただあなをほる
平成二十二年十一月九日
4
今冬の文芸部誌にのせようと思って...
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欲しいものなんでもあげるというきみの願わくばその日々をください
平成二十二年十一月四日
6
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すっきりと忘れてしまうロボットが戯曲の中から生まれたことも
平成二十二年十一月四日
3
ぼくの学校の演劇部が、チェコの国...
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まっすぐに続くさかみち ぼくたちは丸い地球の上にいるのに
平成二十二年十一月二日
8
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きみの背を越せないでいるもう二度とない夏なのはわかってるのに
平成二十二年十月三十一日
8
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ずっとずっときみを近くに感じてたスカイツリーのふもとのふたり
平成二十二年十月二十七日
5
地面だったスカイツリーが伸びるの...
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「ごめんね」が言えないでいたときはまだスカイツリーが地面だったね
平成二十二年十月二十六日
10
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ふたりとも万智ちゃんが好きだったけどサラダかチョコかで意見が割れた
平成二十二年十月二十五日
8
僕はチョコ派かなー。
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クォークと鳴く鳥たちを掌に乗せてぼくらは宇宙の片隅にいる
平成二十二年十月二十五日
3
星、というよりは宇宙だけど、いい...
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おとうとは背負いきれない悲しみと共にコーラの海へと消えた
平成二十二年十月二十四日
12
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タブラ・ラサこころを無地のものとしてもう秋の日が暮れようとする
平成二十二年十月二十二日
11
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熟れすぎたアプリコットのような陽を見る僕のためだけに笑って
平成二十二年十月二十一日
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重力に逆らって立つ体育科の臨時講師のやさしいひとみ
平成二十二年十月二十一日
8
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生きてやる生きてることに絶望し嫌になるまでただ生きてやる
平成二十二年十月十五日
8
「♪生きてることが辛いなら 嫌に...
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「ぼくたち」と君が言うとき 止まることを許さない瞳がまぶしくひかる
平成二十二年十月十四日
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♪僕たちは迷いながら たどりつく...
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