シュンイチさん
のうた一覧
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死を問いし現代文のテキストを解くときぼくは死をかんがえる
平成二十二年六月七日
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「海と毒薬」が出てきました。
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どうしようもないほど暗い星とかにたぶんぼくらの花は咲いてた
平成二十二年十二月二十四日
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明日が来る どれほどの日を数えてもたった一度の明日だけが来る
平成二十三年二月一日
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明日は僕の友人が多く出願した、明...
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たどりつく未来になにが待っててもきみの名前を呼んであげたい
平成二十三年二月六日
14
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結論は後回しにして今はただ紙ヒコーキを飛ばしていたい
平成二十一年十二月六日
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しあわせになりたかったらしあわせな自分を想像してみることだ
平成二十一年十二月七日
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ことごとく青春の影は見えなくてトーマス・マンはぼくに冷たい
平成二十二年四月二十五日
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「永遠はあるんですか」と問うきみのひとみの奥にひそむ永遠
平成二十二年六月二十九日
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「この味がいいよ」じゃなくて「この味でいいよ」と言える人がいること
平成二十二年七月六日
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そんな未来がいいです。
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待つことも恋だと知れば満たされたどこかにしろい雨は降りゆく
平成二十三年一月八日
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ごめんねの合図できみを好きだったころの放物線をなぞるよ
平成二十三年一月三十一日
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あきらめていいの あのとき大切にするよといった気持ちでさえも
平成二十三年三月一日
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ぼくのところは遅いです。
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「さみしい」と口に出すのは簡単でだけど誰にも救われなくて
平成二十三年七月二十八日
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どこにでもファミリーマートがある町の憎しみのない風を見ている
平成二十七年七月七日
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ゆるやかに真夏は死んでぼくたちの若さは武器にならなくなった
平成二十七年八月一日
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ゆるやかに陽はかたむいてああ今日もぼくはぼくだし 明日もきっと
平成二十一年十二月十四日
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知ってるよこれから出会うひとだっていずれは海を失くすだろうと
平成二十二年四月十五日
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ほつれてもほどけていてもここにあるいずれひとつになる道だから
平成二十二年五月十日
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ジーンズの鮮やかすぎる青だけがぼくらをつなぐ唯一だった
平成二十二年五月十五日
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「ロシア語のしくみ」を読んで「ロシア語のしくみ」がわかった気になっている
平成二十二年八月十九日
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白水社「○○語のしくみ」を愛読し...
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