シュンイチさん
のうた一覧
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はじめからみづうみだった あの場所の深さの意味を僕は知らない
平成二十三年六月二十一日
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透き通っていても、底まで見えると...
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ソラマメを都市の地面に蒔きながら海が生まれるのを待っていた
平成二十二年十一月十四日
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12月のNHK短歌のお題「豆」に...
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海からの手紙に寄せてぼくたちの古いラジオの詩をつたえよう
平成二十三年五月二十日
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ジブリ最新作は横浜・山手が舞台。...
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「はつ恋」を教えてくれたひとがいた 図書室 3階 窓際の席
平成二十七年八月六日
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これを読んだのは高校生のとき。衝...
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初恋は君が作った折り紙のしおりをはさんだ図鑑のページ
平成二十一年九月十九日
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言わなくていいことばかり口をつき言いたいことが上手く言えない
平成二十二年四月十八日
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夏がほら動き出したよ たぶんもうぼくらが過ごす場所はないけど
平成二十二年七月二十七日
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退屈なボケもかませるきみとまたちがう世界で出会ってみせる
平成二十三年二月二十六日
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きみはひとり悲しみという木を抱いてまた出会うための理由をさがす
平成二十三年五月六日
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ささやかにあなたがぼくを好きになることから空をはじめましょうか
平成二十三年十月十八日
16
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完全に過去形だよね「好きでした・・・」いいんだ 別に好きだったなら
平成二十二年二月二十二日
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「ポッキーの日なんだよ」って呟いたきみといっしょに各停に乗る
平成二十二年十一月十一日
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ポッキーの日にトッポを食べる。
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あとはもうさよならを言うだけのひとそう思うたび途切れる会話
平成二十三年一月十六日
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センターが終わると、もう卒業に一...
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変わり果てたこの町のなか変わらない僕らの「証」はそれぞれにある
平成二十三年十月二日
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でも、涙を拭いて、再び歩き出す勇...
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放課後のロッカールームにさよならを閉じ込めたこと忘れかけてた
平成二十三年十一月二十五日
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さよならを溶かしたような黒だった 飲んだらちょっとだけ甘かった
平成二十四年一月三十一日
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今週の夜ぷち採用歌です。選者は石...
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ささやかな春がまた来る 悲しみで埋め尽くされたこの世界にも
平成二十四年二月十日
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自分ではなくて誰かのために泣くあなたのために強く生きたい
平成二十七年十月二十一日
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軒下にぶら下がってるあまつぶはああこんなにも凛としている
平成二十二年一月二十一日
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くもひとつ流れてくような青春を見上げる夏はここにだけある
平成二十二年六月二日
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