悠々さんのうた一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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- 狂いゆく妻のこころの正しさは正しきゆえに傷めし心 平成二十二年四月一日 14 彼女は心をガードする嘘を知らない... もっと見る
- うすべにのさんごの玉のかんざしは母の形見そを質に流せし 平成二十二年三月三十一日 10 簪に胸を刺されよ親不孝(/_;)... もっと見る
- いらくさの生ひや繁れるこの家の主（あるじ）は未だゆめより覺めづ 平成二十二年三月二十九日 15 詩人・朔太郎の娘、萩原葉子の小説... もっと見る
- 陽をあびて土筆がすこし伸びた日の聲は明るし倅の電話 平成二十二年三月二十日 18 三ヶ月ぶりに断絶の伜が電話を折り... もっと見る
- オーイ、耳！呼べばかならず膝を出すそんな女房どこにいるかよ 平成二十二年三月十七日 9 苦し紛れに自分の歌パロパロ、いや... もっと見る
- 耳の中に棲む虫ありてときおりは亡父（ちち）の声してわれを諌める 平成二十二年三月十七日 16 親父とはしょっちゅう喧嘩o(^-... もっと見る
- 脳外科の冷たき廊下に佇んで開頭手術の息子を祈る 平成二十二年三月十二日 12 悪夢でした。 幸い現在はな... もっと見る
- 吾妹子は居るかいないかひっそりと影のごとくに我があとにつく 平成二十二年三月四日 15 ようやくここまできました。 ... もっと見る
- 血も骨もすべて与えて逝きし人あなたの愛で今日を生きます 平成二十二年二月二十二日 6 もっと見る
- 夕空に声なつかしく呼び交わし寄り添いて飛ぶ母鳥子鳥 平成二十二年二月十七日 13 鳥も獣も虫もみな母は子に寄り添う... もっと見る
- たらちねの母はいずこに在わします天橋かけて雲居わけゆく 平成二十二年二月十二日 11 空に梯子をかけて雲を掻き分け、母... もっと見る
- せがれよおやじの背中をおぼえとけそのぬくもりと広さ刻めよ 平成二十二年二月七日 6 たんぽぽくん、いい歌だね。 ... もっと見る
- みどりごは歌聴くならん子守唄ちちはは唱うとこしへの愛 平成二十二年二月六日 13 ずっといつまでもデュエットで... もっと見る
- ははきぎの天に伸びたるその梢呼子鳥鳴くわれを呼ぶ声 平成二十二年二月六日 15 葉を落とした冬枯れの木が、逆さに... もっと見る
- 跫を忍ばせ鬼が戻る夜妻や子供の悲しい嘘寝 平成二十二年二月三日 14 鬼の跫（あしおと）が聴こえる... もっと見る
- 釜あげを大鍋で食う冬の夜の湯気にぶつかる箸と情熱 平成二十二年二月二日 18 今夜は釜あげうどん、残り少な... もっと見る
- しんしんと淨らの雪は舞い降りる母聴きたまえ石室の底 平成二十二年二月二日 22 春になったら会いに行くね(*... もっと見る
- あめゆじゅをくちに含みて妹はひとつうなずき雪に還りぬ 平成二十二年二月一日 22 死にゆく妹が「あめゆじゅ、と... もっと見る
- 断絶のムスメに時々ラブメール不倫の父に返信はなし 平成二十二年一月三十日 19 （不倫）とはヒトノミチニアラズと... もっと見る
- ガリガリと噛み砕く飴がニガイのは儂の不徳じゃ案ずるな娘 平成二十二年一月三十日 9 ホロリときたから御返歌ね(*... もっと見る
