Kantの娘さん
のうた一覧
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さす棹の雫に光る秋月の導くままに渡る夜の闇
平成二十一年十月十日
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本歌 さす棹の雫にぬるる袖故に身...
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わりなしや一枝候藤袴ともにめでたき人もあらねば
平成二十一年十月八日
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天つ風絶えぬ思いの掃き後に消えやしまなし柏木の事
平成二十一年十月八日
7
台風は行っても掃いたような絹雲を...
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まつのきで造った櫂もなかりせば夜を朝に如何に渡らん
平成二十一年十月三日
2
まつのき待つ→松の木、甲斐→櫂、...
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お互いの心理分析しちゃったら秘めたる恋が底抜けです
平成二十一年十月一日
1
寂しさに付け込む恋は卑怯です。私...
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品格は氏素性とはカンケイ無いどう世の中と向き合うかだぜ
平成二十一年九月三十日
3
400年続く家でもご先祖は冬に藁...
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良き日なり風も穏やか日も緩く今日なら迎えに来ても良いかも
平成二十一年九月二十六日
1
人に寿命が有るのなら、私の人生に...
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葉の裏の想う名前が夢呼ぶと人が言うので浜木綿探す
平成二十一年九月二十六日
2
浜木綿の葉の裏に好きな人の名前を...
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光あれ夢の向こうに恋人のダイアモンドの笑みぞ浮かびぬ
平成二十一年九月二十三日
2
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金木犀今日も机に活けましょう椅子が貴方を忘れぬように
平成二十一年九月二十三日
2
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金木犀貴方のデスク生けたればやはり教室トイレの匂い
平成二十一年九月二十三日
1
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一本の苗から増えた金木犀と今も貴方の講義の記録
平成二十一年九月二十三日
3
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子供らはトイレの匂いと言うけれど僕は金木犀の香りが好きだ
平成二十一年九月二十三日
3
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木犀の香り幽かに漂いて去年の秋に記憶曳かれて
平成二十一年九月二十三日
2
嗅覚は素直に潜在意識の壁を越えて...
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逢いたいよぎゅっとされたい抱かれたい写真の君じゃ無理は言えない
平成二十一年九月二十日
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猫でもいいから乗り移って来い!
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亡骸は百合の葉陰に魂は千の風にて大空渡れ
平成二十一年九月十五日
2
これで最後。悲しい歌はもう最後。...
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秋茄子の畑の側にしゃがみこみ光る紫眺めるの好き
平成二十一年九月十三日
4
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楽になるでしょうかと言う問いかけに楽になったら良いねと答う
平成二十一年九月十三日
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今日の日を足元も見ず過ごし居り夜を耐えれば昨日になると
平成二十一年九月十三日
1
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知らぬ人の詠う良き歌そらんじて頭の固い君に語りし
平成二十一年九月九日
2
せめて暗記しなくちゃ。暗い偏屈な...
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