痴光山さん
のうた一覧
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「でもしか」の陰口ある頃育ちたり八十路のなかの数多の恩師
令和六年一月二十九日
6
子供にとっては、お一人お一人が、...
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大寒の冷え切る庭に震へつつ 景の仕上げの風花待てり
令和六年一月二十八日
4
歌を詠むひとりとしての、せめても...
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雨水過ぎ陽射し良き日に辻巡る灯油販売の声は控えめ
令和六年一月二十二日
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寒中のバラ園隙なく布敷かれ 株ら貫頭衣より首伸ぶるごと
令和六年一月二十日
2
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春野見て「名も無き花よ」とひとの言ふ ひとに先立ち世に生るものを
令和六年一月十九日
3
ひとの驕りですね(笑)。
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寒中に縮みて咲けるマンサクは ストレートヘアの夢見をるらん
令和六年一月十八日
2
きっとそうだと思います(笑)。
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寒中にいぶきの垣へ良き陽射し また身を晒しをるツチイナゴ
令和六年一月十七日
3
この種のイナゴは、冬に見ますね。
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木立なか寒の「へら池」の細竿は 乗せる冬陽を連れて曲がれり
令和六年一月十六日
6
魚が食った竿は、竿を光らせるお日...
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悪夢覚めつと枕頭のラジオ切る しじまに滲む外の薄明り
令和六年一月十五日
2
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家の陰の一本の低き寒椿 小花覗かせ春を寿ぐ
令和六年一月十四日
4
しみじみ、可愛いですね。
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冬陽受く広場にバトミントン睦まじく 媼はたきて翁走らす
令和六年一月十三日
6
気持ちが、よーく分かりますね(笑...
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移ろひて、隆起し、水吹く無慈悲なる神の放恣に能登棄つべきや
令和六年一月十一日
3
口には出せなことです。でも、あの...
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児ら住まぬ辻のふらここの台押せば ぎこぎこ捩れ 嘆きの止まず
令和六年一月十日
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どこのブランコも、きっとそうでし...
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冬日受け吾は根にあらずと反り返る 「んだんだおめは 大根脚だべ」
令和六年一月九日
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快晴に膨るる布団を打ちをれば 鵯ら啼き交ひ 弾み超え往く
令和六年一月八日
6
こころ弾む瞬間ですね。
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凍る朝沼のコガモの雄凛々し 素気無き雌へ会釈重ねつ
令和六年一月七日
6
ひたすらに、真剣ですね。
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朝日増す河原に公孫樹は影なりの 霜を庇ひて 寒天衝けり
令和六年一月六日
6
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年明けて混雑始むる朝のバス 煙草匂ひて人声のなき
令和六年一月五日
4
また一年が、始まりましたね。
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ニュータウン疾うにオールド庭の樹々 二階を抱き トトロ棲むらん
令和六年一月四日
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念願の、戸建て住宅なのですが、老...
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光散らし鴨五羽みぎわへ上り立ち 冬日の中に顔を背に乗す
令和六年一月三日
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静かな、おだやかな、さほど珍しく...
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