痴光山さん
のうた一覧
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風に乗る子らを見送るタンポポの 晒せる坊主頭の清し
令和六年四月三十日
7
やり終えた清々しさを、感じますね...
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玄関に数本のヘラオオバコを活け 気付けば花の環 穂先へ着けり
令和六年四月二十七日
2
命のかぎり、咲き登ったのでしょう...
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天霧らふ濃き葉桜のトンネルの 五月闇往く短パン涼し
令和六年四月二十七日
3
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啼き終えしひばり落ち来る畑の先 立夏に霞む残雪の富士
令和六年四月二十一日
8
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ゴビ砂漠を渉るはゆかしき夢なるも 黄砂は八洲へ 天一跨ぎ
令和六年四月十七日
2
ガラス成分の微粉とか。ロマンも冷...
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たんぽぽの乳をふふみて吐き出しぬ 春の苦味を知りしあの頃
令和六年四月十六日
2
茎を折ったら、白い液体が。小学生...
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しをらしく見下ろせる和のさくら花 蒼穹向き望郷する はなみづき
令和六年四月十五日
2
さくらの次は、はなみずきの季節。...
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新緑の中を移れるうぐひすの 正調四囲に深く響けり
令和六年四月十二日
2
聞きほれますね。
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満開を待ちて襲ひし春嵐 悲しきデジャブ散りぢりの花
令和六年四月十日
3
いつものこと。でも今回は違ったの...
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皆下を向きて咲くとふさくら花 見上ぐるひとと笑まふ つかの間
令和六年四月九日
5
人懐こいのですね。日本人が好きに...
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静まれる朝満開の花の道 「遭うは別れ」の言の葉沁みぬ
令和六年四月八日
7
「遭うは別れ」は、いくつも身に滲...
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咲きつづくソメイヨシノの心地よし めずらしきは春の佐保姫のわざ
令和六年四月七日
3
今年は、満開までゆっくりで。不思...
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路行けば庭にさくらの咲き誇り 生垣外へと芝桜這ふ
令和六年四月六日
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同じ「桜」と言われても、今を時め...
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満開を仰ぎ見つづくひとの脇 たんぽぽと語る胴吹きさくら
令和六年四月五日
4
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さくら花見るひとあるも、ひとなきも 咲き闌け随所に 主となりたり
令和六年四月四日
3
不思議。さくらは、ひっそり咲いて...
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もも、さくら形じゃないよ違ひはね 枝にちぢむか風に乗るかよ
令和六年四月二日
3
魅力は、甲乙つけがたし。ただ桜の...
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春の路出くはす椋鳥は固まるも 動かずよそ見の 吾に弛みたり
令和六年四月一日
2
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木立中へら釣り池の上機影過ぐ ひと皆見上げ春水光る
令和六年四月一日
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桜の枝三寒四温に夏日浴び 佐保姫信ぜず つぼみ開かず
令和六年三月三十日
3
「あの冷気。急に夏日だって?。さ...
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久々に風和ぐ畑の春昼は 蝶の二匹の挨拶長し
令和六年三月二十五日
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