水仙さん
のうた一覧
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祭りまへみどり長閑けき嬌柳に神の宿り木生まれ給ひぬ
令和四年三月二十六日
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白雪にひそめく夜こそ目醒めよゴリラ極彩色の夢にて
令和四年三月二十三日
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五七四七七 目醒めよ!の〈!〉を...
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花韮の花のうへにも淡雪のふりて瀕死の白鳥想ふ
令和四年三月二十二日
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花ぐもり皓々として太陽は白羊宮の道へ至りぬ
令和四年三月二十一日
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白き壁白き天井深々と白群に染む春の曙
令和四年三月二十日
4
白群 柔らかい白みを帯びた青色
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たちまちに列車春野を貫きて菜の花のみぞ殘す眼裏
令和四年三月十九日
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歌は実景ですが、夏目漱石から言葉...
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あはれミモザその花房にたつぷりとしづく纏ひて黄金にきらめく
令和四年三月十九日
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春の野は鈴蘭の花ばかり搖れ幽かに鈴の音だにせずも
令和四年三月十九日
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打ち消しの表現を練習しています。
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ペルシアの詩の宮殿はあらねどもいづれ此處にも鬱金香の咲く
令和四年三月十九日
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春の雨わが夢想家の眼界をなほ滲ませて夢を見させよ
令和四年三月十八日
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魚らよ波の記憶かゆらゆらと水の搖れしも悠々として
令和四年三月十七日
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昨晩の地震を歌いました。人は慌て...
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庭おほふ日蝕のごと影おりて若き一羽の烏となりぬ
令和四年三月十六日
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春の星ひかりて思ふ彼處にもわれを眺めしひとのありしか
令和四年三月十六日
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明け烏誰の夢より出で來しかそれかあらぬか聲神祕めく
令和四年三月十六日
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今朝、カラスの声で目が覚めました...
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鵯のキイイと啼きて振り向けば其處ぞ幽境梅花吹雪
令和四年三月十五日
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蜥蜴の子夜のやうなる目でわれをじつと見つめて首顫はせぬ
令和四年三月十五日
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麗かな季節となりしマティスの繪二つ竝べて壁にかけたし
令和四年三月十五日
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春の水そつとそそげば水槽の青き魚はきらめき増さん
令和四年三月十五日
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紋黄蝶春の使ひか現はるるミモザの花と花のあはひに
令和四年三月十五日
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薔薇の花一つ小さき壜に挿しホテル・リッツを思ひ暮らせり
令和四年三月十四日
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