ひげじぃさん
のうた一覧
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首伸ばし宙舞う紅葉あおぎ見る老亀は知らじ背中の薄氷
令和三年十月二十五日
9
小さな池の亀にも秋が訪れて、知っ...
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青空に大輪描きて悠々と 寒さ厭わぬ鳶や気高き
令和三年十月二十四日
10
真っ青な秋空に一点の黒。 この...
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糠雨に肩濡れぬかと気づかいて 相老傘の径をちぢめり
令和三年十月二十三日
11
相老傘(あいおいがさ):ひげじぃ...
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日を跨ぎ呂律も怪し酔眼のネオンの街に野猫は啼けり
令和三年十月二十二日
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解除の声を聞き、久しぶりにネオン...
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カーテンをシャシャっと引いて退院は梅雨晴れの朝、日向雨舞う
令和三年十月二十一日
11
梅雨さなかの退院でした。 でき...
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ひとりきて雨の埠頭のうら寒さ惚け佇つ身に白波しぶける
令和三年十月二十日
14
急に寒くなって、雨にけむる港の風...
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濡れ髪のほつれほどける白魚のしなやかな指、朝に見えず
令和三年十月十九日
8
男は、いや、わたしはそもそもバカ...
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ひさかたの篠つく雨に凛としておもねりもせず山茶花の咲く
令和三年十月十八日
13
昨日の朝方に少し雨が降ったようで...
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永別の泪なるかな秋時雨 汝の片影なぞりて落ちぬ
令和三年十月十七日
11
ことさらに秋の別れは・・。
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目をつぶり耳をすまさばパンプスの遥か消えつる硬き足音
令和三年十月十六日
5
追いかけて欲しかった君の気持ちは...
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秋半ばなれど実らぬ稲の穂の意気地なき吾の神無月ゆく
令和三年十月十六日
6
逢いたいね、などと言いつつ半年が...
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昨日まで半袖纏いし神無月 マスクの吐息に眼鏡曇れり
令和三年十月十五日
12
日中はともかく、朝夕はぼちぼち長...
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唐突に思い出すのは罪ですか たとえば君にくちづけたこと
令和三年十月十四日
6
仕事でなんとなく記憶のある道に出...
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秋桜も早や枯れ初むる十月の朝のカップにポタージュを注ぐ
令和三年十月十四日
13
十月も半ばとなって、朝夕はようや...
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秋風の吹き過ぐばかりの窓外を誰が捨てたかレジ袋舞う
令和三年十月十三日
8
最初は文語でどうにか作っていたの...
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窓外の見あぐる空は鈍色の我が茫漠の胸内に似て
令和三年十月十二日
11
十月も早や半ば。 窓外を眺めて...
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秋なれど午下の暑さのなぜならむ汝に逆上せし若き吾のごと
令和三年十月十一日
13
十月というのにこの暑さはなんなん...
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秋枯れの透かし硝子に貼りつきて朽葉一枚しばし留まる
令和三年十月十日
13
十月というのに、日中の暑さはどう...
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音もなく軒端に揺るる風鈴の朽ちし破れ戸にチラシあふれり
令和三年十月九日
11
玄関戸に無造作に詰め込まれ、打ち...
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一部とて面会解除の報受けし施設の老母の笑みはこぼるる
令和三年十月九日
7
感染者数の減少に、施設から面会解...
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