ひげじぃさん
のうた一覧
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仏前に蝋燭点す手震わせつ亡き夫の前に端座せる君
令和四年一月二十六日
10
友人のお宅を見舞って。 奥さん...
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夜を裂きて豪雨は母の背をひしぎ人生のすべて流し持ち去り
令和四年一月二十七日
10
当時、独居老人だった母は父の位牌...
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人群れを避けて詣でし手水舎の隅にギンゴケ青々と生す
令和四年二月八日
10
人を避け、元旦より遅れること一か...
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光風に襟立て見あぐ蝋梅の背に空広ぎ ちぎれ雲ゆく
令和四年二月九日
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黄色い蝋梅が青空を背に咲きました...
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鈴の緒を取りはずされし拝殿へむかう回廊ひぐらしの啼く
令和三年九月三日
9
コロナ禍で、拝殿の鈴さえ取りはず...
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風草の揺蕩う土手にそぞろ出で秋夕映にプルトップ引く
令和三年九月十一日
9
じじぃがひとり、沈む夕日に黄昏れ...
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息せきて石段踏みし汝が背中に赤子のごとき山紅葉ふる
令和三年十月二日
9
福岡県朝倉市は筑前の小京都と称さ...
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引き窓の細き隙間の青空のどこまでもゆく白き航跡
令和三年十月三日
9
晴れ渡った秋空にくっきりと伸びる...
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首伸ばし宙舞う紅葉あおぎ見る老亀は知らじ背中の薄氷
令和三年十月二十五日
9
小さな池の亀にも秋が訪れて、知っ...
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有明の霜立つ庭の薄衣 息白くして腕撫し合いき
令和三年十月三十一日
9
おはようございます。 思え...
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枯れ葉落つ裸木なでて薄ら日の陽はおおらかに雲間もれ来し
令和三年十一月十七日
9
葉のほとんどを落した街路樹に薄日...
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雨の夜の遠く近くにサイレンの誰か運ばるる氷雨ふる夜に
令和三年十一月二十四日
9
この冷たい夜に運ばれてゆく人。 ...
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山を駆け川に遊びし在りし日の男の子の矜持、肥後守なり
令和三年十二月一日
9
ガキのころは野を駆け山を越えてま...
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拙作の載りし新紙を切り取りて己が画帳に亡父貼れりき
令和三年十二月二日
9
父の遺品の中に、ぼくの作品が載っ...
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手紙よりLINE飛びかう世にありて「かしこ」で括る便り待ちおり
令和三年十二月十三日
9
味気ない世になりましたが、それは...
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幾幾も真綿のごとき湯けむりを青天に引く湯町遥けし
令和四年一月十四日
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別府市役所には温泉課という部署が...
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「がんばれ」と頑張る人に言うなかれ頑張る人の重石となれば
令和四年一月二十四日
9
普通に使う「がんばれ」。 でも...
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泥土より見つけ出したる一葉の亡父の写真 母は拭えり
令和四年一月二十九日
9
泥にまみれた家財の中から、奇跡的...
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軒先の細き垂氷の切っ先を仄かに灯すさ弱日傾ぐ
令和四年二月一日
9
つららの先にも微かな春の訪れをみ...
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花立に燃ゆる椿の一輪を供えて父の眼ゆれおり
令和四年二月二日
9
墓前に椿はいかがなものかと思いつ...
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