ひげじぃさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
裏になり表になりてもみじ葉はコートの肩に散り惑い落つ
令和三年十二月十四日
11
ひらひらと前ゆく背中(せな)に儚...
もっと見る
年の瀬のさざめく街の人ごみにイルミ鏤ばむ瞳みつけり
令和三年十二月二十四日
11
どことなく慌ただしい街のざわめき...
もっと見る
今日を締め今年も閉じてうたのわの拍手もらいて除夜の鐘鳴る
令和四年一月一日
11
新年明けましておめでとうございま...
もっと見る
年越しの蕎麦に薬味をさす君の肩先はるか鐘は鳴りゆく
令和四年一月四日
11
某新聞の新年の短歌、詩のコンクー...
もっと見る
並べて皆こと佳くあれとは難しけり 紛うかたなき朝を祈る
令和四年一月五日
11
年が明けて、感染率がまた上昇し始...
もっと見る
寒き夜は故郷に耳を置き去りて馬酔木の山に鶯を聞く
令和四年一月八日
11
春はまだまだ先のことですが、暖か...
もっと見る
雪国の闇夜を穿つ音ありて凍裂といふ叫びなるらし
令和四年一月十日
11
厳寒の北海道の山岳では、急激な冷...
もっと見る
つわぶきを剥きつまどろむ縁側の真黒き指の母の夢みゆ
令和四年一月十七日
11
施設の母は、もうわたしの顔も忘れ...
もっと見る
バーボンのアイスボールの角もとれ口説き文句を忘れておりぬ
令和四年一月二十一日
11
酒の力を借りて告白しようとしたけ...
もっと見る
揺れし地に抗えもせず固まりて己が無力を天は嗤えり
令和四年一月二十二日
11
ひどい揺れ。 LINEで安否確...
もっと見る
再診の土産のごとくひと月を生き延ぶための薬出されり
令和四年一月二十五日
11
施術後の六か月検診は良好とのこと...
もっと見る
ボランティア晴れやかに空仰ぎ見ゆスコップの掌に血豆つぶして
令和四年一月二十八日
11
土石に埋もれた実家は結局解体しま...
もっと見る
柄杓をも取り払われし手水舎の水面にほつり蝉殻の浮く
令和三年八月二十七日
10
もっと見る
ヤマユリの花がら摘みて濡れ縁にサイダーの栓ふたつ抜きおり
令和三年八月三十日
10
夏の日の縁側の風景を詠んでみまし...
もっと見る
幾度もなんで君がと問いみれど遺影の友はただ微笑みて
令和三年九月五日
10
仏前に蝋燭さす手ふるわせつ 亡...
もっと見る
暮れぐれになにをか想う夕蝉のシャツにとまりてカナカナと啼く
令和三年九月八日
10
帰宅途中、ふいに背中にとまった蜩...
もっと見る
凡作を書き散らかして夜もすがら数多の歌や天井さまよう
令和三年九月十日
10
決まりかけてた仕事がボツになって...
もっと見る
寄り添いて歩幅合わせつ八月の白き日傘に首を縮めし
令和三年九月十二日
10
男はパナマ帽、女は日傘。 時代...
もっと見る
駅頭に時さかのぼりて降り立ちぬ 元気でしたか倖せですか
令和三年九月十四日
10
互いに憎み合ったこともあったけれ...
もっと見る
夏越えの穂枯れの茎につかまりてキリギリス見ゆ銀の望月
令和三年九月十五日
10
富もせず、かといって飢えもせずに...
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>