ひげじぃさん
のうた一覧
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秋晴の墓石にそそぐ井戸水も温湯となりて父を浴せり
令和三年九月二十日
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秋の彼岸というのに、柄杓の冷たい...
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有明の褥に残る君が香に鈴虫りりとちいさく鳴けり
令和三年九月二十三日
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結句七音は「寂しく鳴けり」でも「...
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対岸の校舎を染める夕間暮 ブラスバンドは途切れに聴こゆ
令和三年九月二十八日
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コロナ禍で発表の場をなくし、それ...
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この海は夏に来た海 君と見た雨虎棲む雨の日の海
令和三年九月三十日
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夏から秋、時は過ぎ季節を越えても...
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秋枯れの透かし硝子に貼りつきて朽葉一枚しばし留まる
令和三年十月十日
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十月というのに、日中の暑さはどう...
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濡れ縁に猫まるまりて庭枯れし荒屋の軒の粉ふく干し柿
令和三年十月六日
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記憶のどこかに残る景。 いつど...
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秋なれど午下の暑さのなぜならむ汝に逆上せし若き吾のごと
令和三年十月十一日
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十月というのにこの暑さはなんなん...
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七輪に椎茸あぶり燗つけて秋刀魚にかぼす、秋は深まり
令和三年十一月二日
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南国九州にもそういう季節が訪れま...
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秋桜も早や枯れ初むる十月の朝のカップにポタージュを注ぐ
令和三年十月十四日
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十月も半ばとなって、朝夕はようや...
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ひさかたの篠つく雨に凛としておもねりもせず山茶花の咲く
令和三年十月十八日
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昨日の朝方に少し雨が降ったようで...
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食台に名物並べどひとり膳 今宵は汝と分かち合いたき
令和三年十一月三日
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炬燵は出したが、スイッチを入れる...
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幼な子は三つ団子の髪型をスターウォーズのレイ!とほほえみ
令和三年十一月七日
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人様の孫とはいえ、この可愛さに「...
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夜も落ちてLINEの未読削除せり 君にはキミの朝があれば
令和三年十一月九日
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夜も更けて眠れぬに任せて、つい人...
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耳鳴りの響もす夜具に掻いつきてかのひとを見ゆ浅き枕に
令和三年十一月十日
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原因はストレスらしい。 なんと...
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一葉の欠礼葉書に薄墨の友の名見つむ息白き朝
令和三年十二月三日
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年ごとに年賀欠礼の葉書が少しずつ...
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湯治場の老舗旅館の宿帳に汝の名連ねし神の居ぬ月
令和三年十二月四日
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在りし日のこと。
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一枚を残して寒し古暦、三十一文字の日々を消しつつ
令和三年十二月八日
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残すとこあと一枚だけになったカレ...
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なにひとつ善きこともなき一年を掃き浄めたき師走かな
令和三年十二月三十一日
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今年の〆に馴染みのバーで。 口...
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電線に福良雀の寄りそいて湯気立つ雑煮ぬすみ見ており
令和四年一月六日
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初出勤早々、忘れた携帯を家に取り...
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外国の客も途絶えし湯布院の湯けむり寂し冬枯れの街
令和四年一月十五日
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温泉県大分も、コロナ以来、観光客...
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