夕桐さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
山際で食ぶる檸檬の身にしみて おぼろに見ゆる夏の嶺かな
令和三年七月十日
10
頂上にやっとついて頂く檸檬の ...
もっと見る
白桃の蜜の甘さを知りてなほ 黄貴妃娶り侍らせまほし
令和三年八月十六日
10
甘く美味な蜜のする白桃も 良い...
もっと見る
お暇をもらひて帰る家の亡き蝶夢ゆかしき宮仕へかな
令和四年十二月二十八日
10
実家をなくしてから孫たちを連れて...
もっと見る
七草の粥に梅の香ひとつ紅差し合ふも円かなりけり
令和五年一月七日
10
七草に梅干しを乗せて頂くのも椀が...
もっと見る
違ふともけだし花芽に比ひなし ふくら雀の春よ侍らむ
令和五年一月二十二日
10
人と違っていても花芽はみなそれぞ...
もっと見る
円窓を差し過ぐ雪の徒なりや 真幸く梅の香ぞまつらむ
令和六年二月十九日
10
突然の吹雪は気持ちも塞がれてしま...
もっと見る
木漏れ陽に隱るる水面搖らめゐて 色めき出づる睡蓮眩れむ
令和三年六月二十九日
9
水面の映る睡蓮が木漏れ陽に揺れ ...
もっと見る
桃の葉の朝露あつめ飮み干せど 差し過ぐ惠ぞあさきゆめみし
令和三年八月十七日
9
桃の葉の朝露が肌に良いと 飲ん...
もっと見る
望の夜の欠けたる石の是非も無き 澄みし瞳の汝にとどめたし
令和三年九月十八日
9
月は欠けていくけれど、君の澄んだ...
もっと見る
凪の日もあらば嵐の氣もありて 番ひゆかしき鶴扇かな
令和四年十一月二十二日
9
いついつまでも仲睦まじき 夫婦...
もっと見る
竹林を白き胡蝶の如き舞ひ唐傘きゆる迷ひなき雪
令和四年十一月二十六日
9
凛と立つ竹林に降る雪は見事に美し...
もっと見る
なぞらひて通ひたき門驗ならず 色なき春そ名殘雪なる
令和六年三月十日
9
肩を並べて同じ高校に通えなかった...
もっと見る
天つ川五弦に浮くる三日月の 平曲語りに梶のふみ染め
令和三年七月六日
8
天の川に琵琶の五弦に浮かぶ よ...
もっと見る
引き忍ぶ石段けざやぐ紅の 蝶の如き鳳仙花かな
令和三年七月十一日
8
人気のいない石段に一際目立つ紅の...
もっと見る
燈會が石畳に揺らめいて 異国の夜はあかねに染まる
令和三年十一月十五日
8
琉球フェスタのランタンのイメージ...
もっと見る
冴えまさる雪の円窓嚴めしき 銀の香炉に椿さす君
令和四年十一月十八日
8
降りしきる雪が激しくなるほどに私...
もっと見る
何処とも違ふ垣根と思ひなし はかなき住まひに帰り咲く花
令和四年十一月十九日
8
何処ともなしに違う垣根とわかって...
もっと見る
身を挺し咲きつ薔薇のあへかなり 片の散るまで雪降らぬなも
令和四年十二月一日
8
まだ細々と咲いていた我が家のレオ...
もっと見る
言の葉を然と書きてひたぶるに妄心捨てぬ年の暮れゆく
令和四年十二月二十七日
8
今年の自分は漢字一字で書くと然。...
もっと見る
手打ち蕎麦いつしか心許ながら移ろひてゆく年の暮れなり
令和四年十二月三十一日
8
毎年この時期になると手打ち蕎麦作...
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
>>