葛城さん
のうた一覧
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果てしなき青空に向け伸びあがる在り続けられぬ雲の峰かな
令和三年八月四日
12
変幻自在ですが、存在し続ける訳に...
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八月の物みな燃ゆる風なき日百日紅の淡き花色
令和三年八月二日
17
薄い紅と白とがありますが、炎天下...
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文月も終の夜空に待つ月の影もなければ星も見えざり
令和三年七月三十一日
13
帰宅が少し遅くなってしまいました...
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朝風に乘るヒグラシの囁きも涼味も忽ち消える眞夏日
令和三年七月三十一日
12
昔は子供を連れて海やプールや谷川...
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一片の雲なき空は廣がりて我が世の春と蝉鳴きしきる
令和三年七月二十六日
10
未明から鳴く種類もいて、日が昇る...
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一面に廣がる黄花くわもどき見事でもあり面倒でもあり
令和三年七月二十五日
9
これが秋の七草のひとつ、女郎花な...
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聖にはほど遠けれど老い先の棲み處に擬する美味き里山
令和三年七月二十四日
14
昔々の偉い僧などの中には深山幽谷...
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溪流の澱みに黒き魚の影時を覺えず眺め飽かざる
令和三年七月二十三日
10
日中は炎暑ですが、水辺は流石に涼...
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飛沫寄す谷風吹けば涼しさも通り越したる山裾の宿
令和三年七月二十一日
17
夏場必ず一度は行く渓流釣りで利用...
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小止みなき雨の上がれば降る程の蝉の聲きく文月の朝
令和三年七月十九日
13
隣家の木立にも自家の庭木にも、周...
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明けかけつ明ける氣配の薄くしていつまで曇る空にやあるらん
令和三年七月十八日
7
刀自が呟きながら窓を拭いておりま...
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變はらざる朝の大氣にふと耳をそばだて聞きぬ蝉の初鳴き
令和三年七月十四日
16
たまたまだったのか、こちらの感覚...
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はや明くかすは明くかとて見守るに今日も明かぬかこの長梅雨は
令和三年七月十三日
6
あきませんね。。。。。
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やうやうに雲間の日差し漏れ來たり何はともあれ陽を浴びに出る
令和三年七月十一日
15
ついでに庭木を見て回りました。 ...
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むばたまの夜も明けかねる黒南風の中にのたうつ水神の影
令和三年七月九日
15
この暗さと雨脚の強さとで遠い川面...
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陽に向けて健やかに伸びし水草も増水の川に飜弄されをり
令和三年七月八日
13
大きな川ではないし濁流ではないの...
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夏の夜のしらじら明けを待つ鳥の四方より鳴くか姦しき聲
令和三年七月七日
13
何に反応するのか、どんな気象条件...
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茂り立つ猛々しさを見過ごせず朝より草の制壓に精出す
令和三年七月六日
8
ブロック塀の内外と側溝のほとりな...
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鮮やかな青一閃の遮りて翡翆の鳥の川面を飛翔す
令和三年七月四日
12
一年に一度くらい堤の土手の辺りに...
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黒南風のはびこるのみか明く間際 暴れて世夜を脅かすかな
令和三年七月三日
9
どうもすんなりとは明けてくれない...
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