波端さん
のうた一覧
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七月の石蕗散りぬわがうちに滅びの種子は結びたるかも
令和六年八月一日
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去年、今年と夏に石蕗の花が咲いて...
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花に似ず月にも似ざる事事の歎寄すべし光の岸邊
令和六年七月二十九日
5
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石垣の切れ間に生ふる駒繋ちひさき株にちひさき花咲く
令和六年六月三十日
7
定期的に草刈りが行はれて居る公園...
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初夏の海桐花に蝶の羽根の震る異界の空の靑透かしてむ
令和六年五月四日
6
トベラの花に青条揚羽が来て居まし...
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幾久し時の流れにあらはれて夢に耀ふうつつのかけら
令和六年三月二十四日
7
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川竹の世に在りしこと晶晶と光り結びて光りながらふ
令和六年二月十日
6
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ストウヴと疊の匂ひに在りし日のふるさとびとの面影ぞ立つ
令和六年一月五日
10
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夜もすがら群れ鳴きければ小春日の刈田に睡る雁も多かり
令和五年十二月七日
7
マガンがねぐらにして居る沼では夜...
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沼の上に天の獵夫の顯つ足夜 時に羽搏き響動む雁が音
令和五年十二月六日
4
夜の沼は真っ暗で、星が綺麗だった...
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眞玉なす 實なり鈴なり すずめ瓜 すずろに草の野にゆるるなり
令和五年十一月六日
10
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天守臺影もうつろな水濠に圓號の調べわたるゆふぐれ
令和五年十月二十日
10
日が短くなってきました……と思う...
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螢蛾も翳を慕ひてわれが背に御灯流れゆくを送りつ
令和五年九月五日
9
ホタルガは赤と黒の配色が蛍に似て...
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藪枯らし和菓子に似たる花かざしうましき夏の日に輝かし
令和五年八月二十日
8
藪枯は葡萄科のつる性多年草。国語...
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潮騷の丘に眞白き花咲きて日に眩しかり照葉野茨
令和五年八月四日
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七月末に、花はもう終りかけて居ま...
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ふくろふの黑き眼はふるさとのよるのみのものやうに澄みたり
令和五年七月五日
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雨雫ほたるぶくろに光りけり靑草匂ふ梅雨の宵晴
令和五年六月十七日
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梅雨の歌会に。
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母一羽 子一羽 游ぐ輕鴨の 葦間に見えて 寂びしかるかも
令和五年六月十七日
9
兄弟姉妹の欠如を感じるので。生き...
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道の辺にうつぎの花はうつむけり何とは無しに惹かるる心地す
令和五年六月三日
8
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陽炎の春の砂地に一本の濱大根の影は濃かりき
令和五年五月十四日
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誇りかに氣高く白くえごの木の花ひと知れず咲きにけるかも
令和五年五月十一日
9
エゴノキの花、高いところにあり散...
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