雨夜さん
のうた一覧
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曼珠沙華もえて朽ちぬる時雨月あかずやありけむ黄揚羽かなし
令和四年十月二十日
5
10月になって倒れ始めた曼珠沙華...
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蠟燭を消ち山なかに目を閉ぢてそよげるわれの聲をみつめよ
令和四年十月二十日
5
ひとつまえの蠟燭のルビ表記は「ら...
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櫨の實のみをつくしたる蠟燭の火影にをどる紙の上の文字
令和四年十月十八日
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ハゼノキの実で作った和蠟燭をとも...
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ともしびは錫製の像にかげろひて聖水盤の天使かたゑむ
令和四年八月二十六日
7
聖水盤の天使をたたえて
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まつろはぬ髮はほつれて風わたる少女の指は冬も奏でよ
令和四年八月二十六日
8
まつろはぬ筆、まつろはぬ紙、 ...
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石眼のみつむ硯に墨磨りて黝き花鳥を海へ解き放つ
令和四年七月二十七日
4
石眼のある硯と 花鳥が型取りさ...
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卵形の硯の濱に磨る墨は搗色、くらき波の音きこゆ
令和四年七月二十七日
9
書道を習い始めました。 墨を磨...
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鬼百合の花と零餘子は搖れません たそかれ「逹磨さんが轉んだ」
令和四年七月十四日
5
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たまかぎる黑曜石のあやなしにもゆる百色もゆら仄めく
令和四年五月三十日
8
5月歌会・題詠「百」 黒曜石の...
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いと澄みて春を支ふる風信子もまたアンドロギュノスの裔
令和四年四月三日
4
4月歌会・自由詠
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なまなりの團扇にうつす木蓮華あまさかり降る花奉るめり
令和四年四月三日
4
4月歌会・題詠「団」 藤井風さ...
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庭たづみ流るる靑き花の幻影ものみな透きて映りたる見ゆ
令和四年三月二十四日
4
庭を流れる雨水に映る青い花のこと...
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波うてる柔毛の底の拍動を數ふ夢への道をうしなふ
令和四年三月二十四日
4
題詠「波」(悩みすぎて未提出) ...
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美しき災ひの箱ゆすらへば「かろんかこん」と冀ふ音
令和四年一月三十日
6
1月歌会・自由詠 美しき災い=...
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凍空の呼聲のごと虎落笛くねり渦まく風のあやかし
令和四年一月三十日
6
1月歌会・題詠「虎」 カルマン...
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ためらひに曇れる朝を渦卷けむアイオロスの御風の呼聲
令和四年一月十日
6
カルマン渦による 風のエオルス...
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雪解けて流るる光に搖らくあを圖書も館もとことはの陲
令和四年一月十日
6
永遠のほとりにあるもの。 青、...
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隱り口の迫間こゆらむ冬の蝶ささらめく翅めづる雪月
令和三年十二月二十六日
9
12月歌会・題詠「迫」 冬の蝶...
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裝飾模樣ちひさき光またたきぬ 八角形の皿に降る雪
令和三年十一月三十日
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フランスアンティークの八角皿をた...
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眞珠潭かそけき粒ら列びゐて八角皿にみつる魂みゆ
令和三年十一月二十九日
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アンティークの八角皿をたたえて。...
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