シダさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 人の灯をのがれ桜のおくやまはよひのくらきにつゆゑひもせず 令和二年十一月二十一日 2 季節外れですが。近所のあまり人も... もっと見る
- えも云はず絵にもかけねばひたぶるに塗り潰したるやみよ黒牛 令和二年十一月二十日 3 描き得ぬものを描き、言葉に尽くせ... もっと見る
- ぬばたまの黒きかげ引き宵の路に筆とならめどよには墨塗り 令和二年十一月二十日 2 己ひとりの引く影、よの闇の暗く深... もっと見る
- 常盤木の枝に変はらじを懸くこころ散り代はる葉をいかで見ざらむ 令和二年十一月二十日 1 常緑樹と云つても古い葉は枯れ落ち... もっと見る
- わがうみのかくに截られてとしに寄せ引く瀬におかれくるもあたはず 令和二年十一月十九日 1 年月に置き去られる気持ちはいつも... もっと見る
- 季によせてそむが習ひとつゆしらであだのはの身は青く散るらむ 令和二年十一月十九日 3 周りが染まつていく中では青さを保... もっと見る
- 己が身のモノガミーたる知らざりて倫にあらずと人を仕分くや 令和二年十一月十九日 0 全ての人がモノガミー（単婚）を支... もっと見る
- 弓張のかぐやの宮のいくさ人常盤の身にはつきもあらずや 令和二年十一月十九日 3 『竹取物語』での月の都人であると... もっと見る
- かへるてのもみづと流れ聞こゆれどかへりて蛇口そのみを染めず 令和二年十一月十八日 1 まあ蛇口から紅葉した楓が出てきて... もっと見る
- 鳰のみを潜らばやがて君になるあやこそあらめこころ寄すべし 令和二年十一月十八日 0 「鳰」で「恋」に寄せてとすれば自... もっと見る
- 生ぬるき泥にとられしあしはらの沼にしづまばよしも知らずや 令和二年十一月十八日 1 もっと見る
- みちかけてつきぬ定めに叢雲のかかりてきぬの糸も切れまじ 令和二年十一月十八日 3 もっと見る
- 言の葉にこころもあらで人を排すいかで「自由」とそれを呼ばむや 令和二年十一月十八日 3 他者を排斥する言葉に「表現の自由... もっと見る
- クリスマス除夜の鐘のち初詣ただし菊花を闕くはゆるさじ 令和二年十一月十六日 1 もっと見る
- 多神教の寛容かたる人の目が豚を食へない人を嗤ひぬ 令和二年十一月十六日 1 もっと見る
- 「無宗教」名告る宗派の敷く国で神を持てるは異端とせらむ 令和二年十一月十六日 0 もっと見る
- ｃｏｎｆｅｉｔｏとふ帰化種の星をふくみをり棘うす甘く刺すもあたはず 令和二年十一月十五日 4 「confeito」はポルトガル... もっと見る
- 散りてこそめでたけれとふ桜花いくたりの春見送りけむや 令和二年十一月十五日 3 ソメイヨシノの樹齢は60年といふ... もっと見る
- 床に臥しくらしよのすみ窓のふちふきしはなびら惜しむまもなく 令和二年十一月十五日 1 まだ「老人」といふ年齢でもないの... もっと見る
- としの瀬も待たず人波せき寄せてうしと歩まば屠らるる身か 令和二年十一月十五日 2 もっと見る
