シダさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 馴らされし民に声なし囀りはマスクに隠れ何をふたぐや 令和二年十一月二十八日 2 もっと見る
- 回線を伝ひ模倣子は感染しみだりことのは回旋ばかり 令和二年十一月二十八日 2 もっと見る
- うたかたの千紫万紅 花売りのかんばせあだに粧ふ極彩色 令和二年十一月二十八日 2 もっと見る
- ほしつきよとばりをさらすあまのがは銀河はひがしがはからかわく 令和二年十一月二十七日 2 あしたになれば洗ひ晒しで。 もっと見る
- あきもせではつ瀬も見じとふる河のへにかくつゆもいづれかへらむ 令和二年十一月二十七日 2 いづれ還るところは同じ、なのでせ... もっと見る
- 山の辺のいはねとむせば月かげはこけの底まであかさむとあり 令和二年十一月二十七日 1 月明かりすら怖い夜もあります。 もっと見る
- 来し方にうみ行く末にやみと見ゆあはひにありしわれを時とす 令和二年十一月二十六日 3 「時間が流れる」といふのは、実際... もっと見る
- こころなくとよあし原の泥舟はしづむ日も見ずうみにゆれをり 令和二年十一月二十六日 3 「十代悪し原」となる泥舟を次代に... もっと見る
- 蛍火のあきにつめたきつゆ食までやがて消えなむ残りびと見ゆ 令和二年十一月二十六日 2 割と近所に「ホタル保存の会」みた... もっと見る
- 秋の野もつゆ覚えじと花売りの袖振るまちに宿もなからむ 令和二年十一月二十六日 4 少し大きな街に出るとそばに歓楽街... もっと見る
- 忘れじと覚えしすらもかすみにていづれは消ゆる定めもやとぞ 令和二年十一月二十四日 1 もっと見る
- 世にあらしかく高波に帆もかけじフェイク・ファクトのおとにすさまじ 令和二年十一月二十三日 1 嘘吐きが他者を名指しで「フェイク... もっと見る
- 弓張の綱わたりたるうき身をばサーチライトよいざ照らすべし 令和二年十一月二十三日 1 「照射」と云はれてまづ思ひ出すの... もっと見る
- よをおそれ床に丸めし身にぞうき脊柱かたくまかせじとある 令和二年十一月二十三日 1 布団の中で丸めてみたところでどう... もっと見る
- あまてらすかみのむかしをおぼえじとうたげもしらずいはとにあらむ 令和二年十一月二十二日 1 もっと見る
- しほ風にあらがひ立ちぬくさの身ははな散らせども発つはかなはじ 令和二年十一月二十二日 3 もっと見る
- 黄金の毛皮まとひし舟人のなごりはわづか黄道のほし 令和二年十一月二十二日 8 黄金の羊は牡羊座に名残があります... もっと見る
- 石漱ぐ流れにうきし笹舟は野分のふれて散らむ身なれば 令和二年十一月二十二日 2 もっと見る
- 地のそこにほしもつきよも遠かればみなもに波ともてあそびたり 令和二年十一月二十一日 2 地を這ふ身なれば夜空は遥か遠く、... もっと見る
- 破れ寺の夕の茜に焼かれをり音なふ鐘をつくものもなし 令和二年十一月二十一日 6 もっと見る
