樟明子さん
のうた一覧
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道端の守り神に手を合はす釣り人の夫海に繰り出す
令和二年七月十四日
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ひりひりと皮を剥がれた兎泣く獨りつきりの私のごとく
令和二年七月二十日
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ゆつくりと心休める時だから土と戲る日差しを浴びて
令和二年七月二十一日
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灰色の雨雲迫るその中でいつものやうに聲高き子よ
令和二年七月二十二日
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悲しみの雨休みなく降り續く夏水仙を倒しながら
令和二年七月二十四日
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髮搖らし水色の靴跳ねるてゐるコロナ禍の中子は大きくなり
令和二年七月二十五日
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お茶の木の手入れをすれば不思議感山の物の怪電氣柵とは
令和二年七月三十一日
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山のお茶畑の手伝いをしていたらビ...
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柔らかな若芽を目指し卵産む夏の揚羽は飛び續けていて
令和二年七月三十一日
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ぼたぼたと汗を垂らして摘みに行く茗荷紫蘇の葉薬味にせんと
令和二年八月二日
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バリバリと草刈る音に起こされる休日の日の田舎の朝は
令和二年八月八日
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泣きながらわしわしわしと蝉の云ふ最期の夏と思へば哀し
令和二年八月十三日
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眞つ青な空を部屋に呼び込まん汗流しつつ透明になる窓
令和二年八月十七日
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ひらひらと揚羽の通る蝶の庭葉だけ茂れる蜜柑の木のあり
令和二年八月二十三日
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日傘さしマスクをつけて家を出るいつもと違ふ夏の子どもよ
令和二年八月二十四日
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外に出る億劫な日々コロナ禍で誰かと會へば心彈みぬ
令和二年八月二十六日
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ささやかに生きてる人の魂は護られてゐる光のなかに
令和二年八月二十八日
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ウイルスが日々の暮らしを壞してく深く沈みし膿溢れ出す
令和二年八月三十一日
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兩腕で抱へし子ども歩き出すわたしも歩くわたしの道を
令和二年九月一日
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大風の驅け拔けし夜の落とし物どこかの銀杏百日紅紫蘇
令和二年九月三日
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温かな時間の中で笑ひたる瞳開けたら夢のできごと
令和二年九月十八日
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