艸介さん
のうた一覧
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スイッチを切るが如くに夏は往き 秋めかずして秋は来たれり
令和三年九月七日
4
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夕立にて僅かに得たる涼感を なほ得むとして桃を齧りぬ
令和三年八月二日
12
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暮れきらぬ草間横切る大蝦蟇は 吾を睨みつ夏の夜に融け
令和三年七月十四日
15
梅雨明けが近いですね
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空梅雨に浮かれ出でたか初蝉は はたと鳴きやみ もはや二度とは
令和三年六月二十四日
14
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鉄道の歩廊の端の鋒に 吹きつる風は梅雨を纏ひて
令和三年六月二十三日
7
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一年の最も長き日にあれど これより陰る日々はかなしき
令和三年六月二十一日
11
これから冬至まで日は短くなるばか...
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週ごとに値の下がりゆく唐黍は 近付く夏の足音なりけり
令和三年六月十九日
9
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路地裏に涼を求めて飛び入らば 黒白の差に眩み白黒
令和三年六月十日
6
ほとんど真夏
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色のなき空より零る五月雨や 独り言ちても晴れるものなし
令和三年五月二十日
5
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音も無く散る春色を惜しむれど 写し叶わぬ 時の流れは
令和三年四月六日
5
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十年はあまりに重く また軽く 吾と汝の間に溝を掘りけり
令和三年三月十三日
8
片や「まだ十年」、片や「もう十年...
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堰を切り落ちくる天ぞあやしけれ まだ春先の花も見ざるを
令和三年三月十三日
15
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長閑なる弥生の宙を漂ひし 羽虫告げたる啓蟄の候
令和三年三月四日
11
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凍雲は波を描きて洗濯板 今宵は空を濯ぎたるらむ
令和三年二月十日
10
波状雲というそうです
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正中を過ぎてなほ身を切りたるは 霜柱さへ溶かぬ厳冬
令和二年十二月三十一日
3
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朝ごとに深まる冬に気圧されて また重くなる布団と瞼
令和二年十二月二日
7
人間でも冬眠したい
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換毛期 抜け毛散らしていつもより 猫は懐こくすねこすりけり
令和二年十一月九日
4
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針葉の常緑なる山並みに 斑を描き織る錦かな
令和二年十一月八日
8
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葉月には日陰で溶けし家猫が 陽浴び丸まる長月の頃
令和二年九月三十日
12
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風寒く 釣瓶落としのこの頃は 歩き出ればすぐに夕闇
令和二年九月三十日
5
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