トウジさんさん
のうた一覧
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ふたりして建てた家にもただひとり費やす日々の虚無なる砦
令和四年十月十二日
5
やっと持てたマイホームだけど一人...
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陰雲を割いて高きに鰯雲出かけぬのかと持て余す吾に
令和四年十月十日
4
なにすることもない独り暮らしの身...
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金風をうけて漕ぎゆく土手はるか端から端までコスモスはしゃぐ
令和四年十月八日
6
今日は晴れたので近所をサイクリン...
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漕ぐ足に解き放たれた力込めまだまだ行くぞと晴らす鬱憤
令和四年十月五日
5
コロナを言い訳にして止めていまし...
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赤い羽根小学生の服飾る一日たてばあきられすてられ
令和四年十月三日
2
今も学校で共同募金があるようです...
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わかってる言わなくていい賃上げとどうせ補助金どうせばらまき
令和四年九月二十九日
3
「成長と分配」岸田さんの名文句だ...
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ささがにの蜘蛛も明けならいたわるや殺虫剤止む吾があなすゑに
令和四年九月二十九日
3
朝蜘は吉兆と聞いているからむやみ...
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君がもしふたたび僕と会うのなら黒髪にして深紅の薔薇も
令和四年九月二十九日
4
もしこの世で再び会えるのなら白い...
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「党籍を離れている」で逃げうすか細る田んぼに慣れた迷路や
令和四年九月二十八日
2
細田衆議院議長の統一教会とのかか...
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国葬でチクリと刺した弔辞かな盟主目指すや菅元総理
令和四年九月二十七日
5
岸田総理は美辞麗句を並べ立てるだ...
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漠々とつづく遠浅てんてんと海胆拾いては仲間と食す
令和四年九月二十五日
1
海が綺麗なのは知っていましたが、...
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瓦礫から逃れることもままならずあわれ焼死の御霊ぞ数多
令和四年九月二十五日
1
一番心に残っているのは阪神淡路大...
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けはひにも哀愁つのる秋彼岸増すとも消えぬ亡き妻の影
令和四年九月二十五日
8
空や風、花木にも秋の気配が濃くな...
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原付の唸り嵩ます宵なれば僅かな灯にも思ひ寄るかは
令和四年九月二十日
3
暑い時はうるさいと思っていたが空...
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恋なるは思ひの齟齬に無念にも成るはいやなり思うはならず
令和四年九月二十日
3
恋に限らずなにもかもそう思い通り...
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日並にも慰みくるる番蝶けふは風巻ぞさきく籠もれな
令和四年九月十九日
2
毎日のように楽しませてくれる番の...
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親分に忖度するかこの期でもドル売りしたら?トランプ真似て
令和四年九月十八日
3
円安の影響で倒産する会社も多いと...
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彼岸花よってたかって顔出して色失うや野分とききて
令和四年九月十七日
3
せっかくあちこち咲いたのに明日か...
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鵜殿なら天下一品ききおよぶ寂光をも惹く名器となりぬ
令和四年九月十七日
2
バジルさん、失礼します。どうして...
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一国の王と宰相比べられ機の悪しきかな同じとしては
令和四年九月十六日
4
いやあ~安倍さんには悪いがエリザ...
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