水紫さん
のうた一覧
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目蓋過ぐ後ろ姿に揺さぶられ空見つめこうまた会える日を
令和二年七月一日
3
目を閉じればフラッシュバックして...
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力果て晴れ雨忘る瑠璃色の透き通る空眺め癒され
令和二年六月二十九日
2
あのひと、への手紙風にしてみまし...
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一日の疲れを癒す夕焼けに映える微笑み締め付ける胸
令和二年六月二十九日
5
夕陽は心慰むものなのに、それに照...
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色紙手に涙ぐむこと胸疼く射貫きし言葉植う恋心
令和二年六月二十四日
2
部活の引退会で笑い涙ぐんだあのと...
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赤シートカメラ重ねて観察会明星隠す月と太陽
令和二年六月二十四日
4
この前の日食を、カメラと赤シート...
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忍れず咲かす桃の花紅に溢るる想い白無垢を染む
令和二年六月二十四日
3
葉桜と魔笛の和歌を私流に解釈、二...
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こだまする心撫で居る君が声唐紅に胸くくるとは
令和二年六月二十二日
3
私の傷ついた心を優しく撫で、その...
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アルバムで心を燻す君の笑みどれほど過去でも鮮やかに残る
令和二年六月二十一日
6
記憶という名のアルバムで、私の心...
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鈍色の雲の下なる虹の橋背に隠す花現す時待つ
令和二年六月二十一日
2
まだ悩みの奥底に隠れたままの、恋...
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眠れずに居残る私を置き去りて雲隠れにし夜半の星かな
令和二年六月二十一日
4
さっき外を見た時は満点の星空だっ...
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窓見ればほと走るつゆ力尽く誰にぞ告げるやり場のなき憂さ
令和二年六月十五日
2
よりによって梅雨の時に、自分の力...
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帰り道覗いて見えた君の顔手の代わりに傘振りぬ笑ひぬ
令和二年六月十五日
2
帰る時、窓から部活を終えたあなた...
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1週間待てば現る想い人怪しまれぬよに頬紅に染む
令和二年六月十五日
5
ついニンマリしちゃうんです。 ...
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顔の裏君思うこと傷つけじ自分のためと言い訳し離る
令和二年六月十二日
2
建前と本音の境界線がわからないか...
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帰り道水面に浮かぶ点灯篭花火眺めしセピア色の夢
令和二年六月十一日
1
親が学生の頃、夏の学校帰りは街の...
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ちはやふる海に身隠す葛城の月の半分見つける朝日
令和二年六月十日
6
せっかく夜明け前に水平線に隠れよ...
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葉桜と一束の手紙思い出のうた真似筆真似我が妹への文
令和二年六月七日
4
葉桜が街を彩ったあの時、妹への思...
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北風やかみ巻き上げ往ぬ自習部屋本日のランチいかがはすべき
令和二年六月七日
1
今日はちょっと寒いですね。 風...
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待ちぼうけぼんやり画面を見つめし時付いた通知は曇り空の星
令和二年六月五日
3
ぼーっとスマホの画面を見ていてあ...
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夕闇に紛れ惑いぬ通り雨残す足跡正しきか否か
令和二年六月五日
2
闇に呑み込まれるような不安を感じ...
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