名鈴さん
のうた一覧
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火を求め 水の闇中 旋る鯉 光に鱗 ひらめかせ舞ふ
令和三年九月十四日
10
ふつう魚は逃げるものなのに、鯉は...
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こひのやっこ 燃ゆる炎に 寄り過さば 焦がると知れど 猶猶慕ふ
令和三年九月十三日
8
魚は篝火に引き寄せられる。私はあ...
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この一期 一度たるべき 祝ひびの またこの胸に 跳ね走り焼く
令和三年九月十三日
11
まぁ!こんな!抱いて運んでいただ...
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我が身とて 軽き重きも おぼめかし 復ち返れるや 痩せし夏前に
令和三年九月十三日
12
自分では、すっかり回復したつもり...
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耳近く 思ふ心を ささめかむ 昼言はれぬが 夜ならば言はる
令和三年九月十二日
14
明るい時にはとても言えない事を言...
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笛竹の よはあはれなり 興尽かず 合はせ止しかぬる 庭の鈴虫
令和三年九月十二日
10
気持ちのよい夜です。 虫も私も...
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尽きざらむ 流転の先で 時に逢ひ 返す返すも 夫婦なるべし
令和三年九月十一日
10
後の世もずっとご一緒に。 ...
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長からむ 命得てだに 死に遅る 業耐へがたく 虚しかるべし
令和三年九月十一日
8
いいえ、菊を飲むのはやめておきま...
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古き世の 八百年生くなる 仙人に あやからむかな 菊の恵みを
令和三年九月十日
9
本当にその通りです。かの国の仙人...
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熱いうち恋もパスタも食べちゃって おいしいチーズたっぷりかけて
令和三年九月十日
2
イタリアの二つのことわざ「パスタ...
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匂へども かるるは悲し 菊の花 いとめでたきは 相生ひの松
令和三年九月十日
14
日の本には、菊の精と契る姫君の物...
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露だにも 心の色こそ 褪せざらめ 旅路の果てを 君御覧ぜよ
令和三年九月九日
11
共白髪になっても、お慕いする気持...
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置く霜に かみ白めども あり立てる 翁草なむ 草の主よ
令和三年九月九日
8
御上の御世が長く長く続き、あなた...
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玉に貫く五色の糸より長かれと 柱に紅き須臾袋掛く
令和三年九月九日
11
今日は観菊の宴ですね。家でも菊を...
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形見とて 二人で植ゑし せんざいの 根延ふるこまつ 見るぞ楽しき
令和三年九月八日
10
結婚の記念に植えた小松もうまく根...
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折も折 闇こそ良けれ 物げ無き 小花は赤み 木末は側む
令和三年九月七日
11
!突然そんなことをおっしゃって!...
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声あらば 萩も小牡鹿 呼ばはまし 霧立つ夕べも ただ枝垂れ咲く
令和三年九月七日
10
地味で目立たない私をあなたはよく...
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鳴く鹿よ 萩は咲きけり 山を下り 下葉に憩へ 靡き撫づべし
令和三年九月七日
11
萩は牡鹿の妻だそうで。
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年毎に 根を深めゆく 紅萩は 何れの春にか しじに茂らむ
令和三年九月六日
9
萩が春に新しく枝を伸ばすように、...
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この秋は 若立ちに実の 生るもやと 待てる大木に 風はそよがず
令和三年九月六日
12
お祖父様に良いご報告ができなくて...
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