源 漫さん
のうた一覧
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捨てし身は移りのみ行けあしもとに長雨降れど涙こぼれず
令和元年五月二十一日
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ゆりおこすそばの寝顔に月かげは寄せると見ればわが小町かな
令和元年五月二十一日
3
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わが庭の角に残りしひまわりのおもて上がらず陽は昇るとも
令和元年五月十九日
5
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わが部屋は六人の居所六つの世さても開かずの女心かな
令和元年五月十九日
2
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夜な夜なの夢ばかりなるうつし世の夜の夢のまた夢こそまこと
令和元年五月十三日
2
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久方のみ空をゆきし雲の身を見えみ見えずみ藍うつる目に
令和元年五月十一日
6
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涼み船の絵日傘の下にしゃべる時さざなみ見つつ蜻蛉を弄る
令和元年五月十日
6
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歳を取るこの身老ゆれど心若し拗ね者として物思ひ無し
令和元年五月十日
5
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抱きあひて髪の乱るる春の夜のいぶきに揺るる恋のともしび
令和元年五月八日
5
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抱きこめて髪を乱して春の夜の恋の血潮にこの身ぬれつつ
令和元年五月八日
1
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抱かれて髪乱される夜の恋のほのほに曳きし春罪もつ子
令和元年五月八日
5
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春休みつぶす部屋なるわれひとりのどかなる日々暮れずともよし
令和元年五月六日
5
ありがたき休假と别れ、変はらぬ不...
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たね蒔きの人らの地顔目に入れば拝まむとする初夏の畑に
令和元年五月五日
7
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朧夜の空ながむれば里人のおもかげうかぶ月ぞ寂しき
令和元年五月四日
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帰り路のわが羽織をば追ふ風は提灯の火を揺らめかすかな
令和元年五月三日
6
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わが宿の軒端にからむ朝虹は消ゆれば黒き雲を呼ぶらむ
令和元年五月三日
6
平淡な叙景なり~
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さびしきは朧月夜の帰り路をそぞろ歩きて咳をするかな
令和元年五月二日
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いつもの心地。。
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身に追へど心に背く令和の世の敷島の今あはれなるかな
令和元年五月一日
5
新しき元号を聞きて詠みける。
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