源 漫さん
のうた一覧
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いつはりの言の葉ばかり盛る世の心の青葉しをれけるかも
令和元年九月十九日
4
あはれあはれ、あはれなる事や!
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わが帰る夜道にあたる月かげに見えぬ隠れぬ天の浮橋
令和元年九月十一日
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塵の世のみなにもあへぬあやしさをさとればつひにわれをうらまむ
令和元年九月五日
1
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いさぎよき我を認むる幾らかの友のまはりも僻目だらけに
令和元年九月五日
2
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徒し世に行くか隠るかひとりのみ死ぬか生くるか当ても見えずに
令和元年九月五日
1
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心また世事にみだれて秋めきしさ夜のあはれを寝ざめ味はふ
令和元年九月二日
1
今迄無言に耐ふるのみの此身なり。
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教室を離れんとして夕風の吹き入れし乾葉見入れにとまる
令和元年九月一日
1
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世をかればさてむらさきの雲居路の半ばに着きて一夜泊めまし
令和元年八月二十九日
2
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目閉づればつらき思ひに息止めむ身は夜な夜なの寝るを畏るる
令和元年八月二十六日
2
もはや、自分は、完全に人間でなく...
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若き世に心の秋の枯るるべき夢のむくろもかけめぐるかも
令和元年八月二十四日
1
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越前の故殿負くれば死決めずに越後の大愚に問ふべかりける
令和元年八月二十二日
2
越前の故殿:ここは柴田勝家を指す...
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さ夜ふけて旅人泊むる屋の隣よりささやけば灯かげを揺らむ百物語
令和元年八月二十一日
2
もとの短歌:旅人をさ夜泊むる屋の...
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月隠る夜空の奥のおぼろには我のゆくてを照らす星あり
令和元年八月十九日
5
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宵つ張りの頼る月見を守る夜の明けると思へば時を止めばや
令和元年八月十八日
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宵っ張り:ここは夜遅くまで起きて...
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しづしづと戯歌読むが好き者に見られて説かれをかしかりけり
令和元年八月十六日
3
これは…『雅俗混淆景』と呼ぶべき...
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鎌倉に蒙古の聖使を斬り散らす猛夫のきおふ名今如何にぞや
令和元年八月十五日
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家事をかなしむひとり夜過ぐれば今朝や雲なき空きよく見ゆ
令和元年八月十四日
2
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家に帰れば外人にあふ笑ひ顔収めて今にとむらひに行く
令和元年八月十一日
1
ここの外人:家人以外の人。普通の...
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くさぐさの生くるさかひを分くるべし人をかはらぬわれと思ふな
令和元年八月十一日
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無常とは外を流れて家人の死には知られど手にも取られず
令和元年八月十一日
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