詠み人知らずさん
のうた一覧
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見はるかす尾根淡墨に伯耆富士裾野みどりに初夏の風吹く
平成三十年四月三十日
8
まるで蒜山三座を従えるように伯耆...
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吉備路きて梅の香春日風うらら君知らぬ春みとせをめぐる
平成三十年四月二十九日
8
主人が急逝して生活はかなりの変化...
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花冷えのはるか鬼ノ城ゆく春にみどり濃淡山肌薫かおる
平成三十年四月二十九日
6
吉備路の小高い丘から眺める鬼ノ城...
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すくと立つ杉の木立に対峙する藤たおやかになお凛として
平成三十年四月二十八日
12
米子道は杉山を縫ってはしる。 ...
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道すがら近くにありて遠くある王墓史跡の深き山道
平成三十年四月二十八日
8
はるか古代…吉備路辺りを治めてい...
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双六の「ふりだしにもどれ」は名言と還暦過ぎてしみじみ想う
平成三十年四月二十七日
10
どなたかの言葉に「過去と他人は、...
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花冷えの明地峠に降り立ちて見渡す伯耆の里の静けさ
平成三十年四月二十七日
10
明地峠からの眺望の素晴らしさは、...
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色褪せたパラソルいつも傍にある合縁奇縁人生歌留多
平成三十年四月二十七日
4
そろそろ買い替えねばと毎年この季...
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春風の出雲街道一里塚今は昔の賑わい聞ゆ
平成三十年四月二十六日
10
山あい深く入りこんで都大路へと続...
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白黄色みどり淡紅あぜ道に彩り添えて春風吉備路
平成三十年四月二十六日
6
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風うらら日々に変わらぬ散歩道若きは走り老は歩めり
平成三十年四月二十六日
10
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むらさきに稜線染めて朝まだきはるか霞の伯耆の富士よ
平成三十年四月二十六日
8
明地峠の桜は葉桜となりました。 ...
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春うらら高松城址に花ふぶき我逝く空もかくあれと思う
平成三十年四月二十五日
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水攻めのしろを枕に時の城主清水宗...
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白鷺の舞おる畑の畔に咲くひと群の碧矢ぐるまの花
平成三十年四月二十四日
7
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大石の文殊のごとき重なりに古代の祈りなぞる寺跡
平成三十年四月二十四日
6
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春衣まといてはるか吉備の塔幾千年をめぐるわた雲
平成三十年四月二十四日
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正確に歴史の時を刻みながら五重の...
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謎を秘め浪漫を秘めて吉備の国栄えし古代を桜に染めて
平成三十年四月二十四日
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吉備路のあちこちに点在する大小の...
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啄木を知らず啄木好きになる父の形見の歌集のせいで
平成三十年四月二十四日
6
理屈抜きで啄木に惹かれる
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吉備路きてはるか鬼ノ城むらさきに稜線烟る古代の伝え
平成三十年四月二十三日
4
鬼ノ城から鬼が投じた大岩が、吉備...
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吉備路きて日畑廃寺の静けさや苔むす岩が古代を語る
平成三十年四月二十三日
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今は昔…さぞ賑わいの中にあったで...
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