KENさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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山縵 初の雪にも なお青く 心の奧の 亡き人の如
平成三十年十一月二日
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山縵=ヒカゲノカズラ(歌は高山に...
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カエルさん やけどをしたの 手が眞つ赤 いえいえわたしは 散りもみぢ
平成三十年十月三十一日
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きざはしを 埋める紅葉に しぐれ落ち 音も偲ぶや やま寺の跡
平成三十年十月二十九日
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信夫山の寺跡にて。。。 10月...
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羽もかすれ 土へと還る こおろぎに こすもすの影 みほとけのやう
平成三十年十月二十二日
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息絶えた ことり手のひら あきの朝 ちひさな翼 ちひさな瞳
平成三十年十月二十日
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ぬばたまの 夜半を震はす 雁の聲 何を頼りに 何處へ向かふ
平成三十年十月十七日
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病む妻の 詩を讀む如く 會津峰を 搖らす銀の穗 風に鳴く野邊
平成三十年十月八日
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「半ば狂へる妻は草を藉いて坐し ...
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仕置き場の觀音菩薩に紫のあけび供へて峠行く風
平成三十年九月二十四日
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福島城下と伊達小手郷を結ぶ疣石峠...
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行く水の彼岸に散りぬる百日紅末期のいちりん看とる人無く
平成三十年九月二十二日
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ふぢばかま集ふ蝶たち發つ後は香りほのかに風となるかな
平成三十年九月二十一日
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アサギマダラが好んで蜜を吸うフジ...
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秋雨に濡れて焔の泣く野邊は身の狂ふほどやわくやさしく
平成三十年九月二十日
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風を浴びきりきり舞いの曼珠沙華 ...
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はたをりの音色も夜ごと細まりて沈む葛原月去ればなお
平成三十年九月十七日
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はたをり=キリギリス この歌で...
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ふぢばかまこの柄に散り心染めともに逝くかな刃拔く時
平成三十年九月十二日
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山深い旧米沢街道、赤穂浪士が吉良...
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殘り火に手をあてる如野の菊に心をかざす雨の坂道
平成三十年九月十日
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ともに鳴きつがひの夏鳥發つ音に茅の穗搖れる忘れ水かな
平成三十年九月八日
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秋の小沢の原頭部を
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簪と思へば哀れをみなへし戒名持たぬ苔塚の前
平成三十年八月三十一日
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遊女は非人扱いで戒名も与えられな...
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益荒男がまなこ閉ぢ見たふるさとの社の木末今もそのまま
平成三十年八月十七日
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前作「神風の歌」に返歌をいただき...
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身を捨てて焔となりし若人の歌讀み返す幾度幾度も
平成三十年八月十五日
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「国民の安きを祈り吾は征く敵艦隊...
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宵に鳴くその蜩を哀れむか榧の木末を照らす望月
平成三十年七月二十七日
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酔いに泣くその日暮らしを、、 ...
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蹈み跡も消えて久しき龍神の祠の蓼の紅さへ虚ろ
平成三十年七月二十四日
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蓼=イヌタデ、昔はままごと遊びの...
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