ＫＥＮさんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 鴇色の 花はうつろひ 秋風に 戀むすぶごと むらさきの粒 令和元年九月四日 12 ムラサキシキブ(コムラサキ)を。... もっと見る
- 夜半の雨 あきさめてなお 求めあふ 声湿らせて 窓にいくすじ 令和元年八月二十九日 11 もっと見る
- 花終えて とき待ちわびる みのうえに 文便る如 絹の雲影 令和元年八月十二日 12 まだ緑のムラサキシキブの果実、そ... もっと見る
- すずろなし 初秋にほふ 風ひとつ 朝陰草の 露を撫で行き 令和元年八月十一日 10 朝陰草は造語です、｢我がやどの夕... もっと見る
- くさむらに ころころ迷ふ 鈴の如 夏の祭りの 後の蟲の音 令和元年八月五日 9 大して面白くもない東北六大祭りに... もっと見る
- 草渡る 風にかなしげ あしびきの 峠の夏に なでしこひとつ 令和元年八月二日 12 山形、福島県境、鳩峰峠にて。 ... もっと見る
- うつせみを 木の葉に乘せて 瀬に流す 獨り遊びの 寂しき夏かな 令和元年七月二十六日 13 とある顛末を。 独りよがりとは... もっと見る
- さみだれに 火の穗立つ如 忘れ草 いちりん折りて 思ひに翳す 令和元年七月二十二日 10 雨に煙るヤブカンゾウの朱色を。 もっと見る
- さみだれの 幾粒を止め 魂に變へ 一藥草の 白燈るかな 令和元年七月五日 10 小さな白い花です。 htt... もっと見る
- 松が枝の 緑の滲む 音に濡れ 夏待つ百合の 思ひ聞く道 令和元年六月二十四日 10 猫様、お歌ありがとうございます。... もっと見る
- 散る萵苣を 君の涙に 例へれば 吾は時鳥 落葉松の陰 令和元年六月二十日 10 先日訪れた吾妻連峰の麓の牧草地。... もっと見る
- 繭籠る 人の心を 解くやうに 月にたなびく 梅雨の雲かな 令和元年六月十三日 10 昨夜の月 もっと見る
- 花とても 思ひはあわや ちさの花 さみだれに濡れ 肩にいくひら 令和元年六月十二日 12 ちさ＝エゴノキの花、スマホで撮っ... もっと見る
- さみだれの 軒下叩く 音に合はせ 戀歌ふかな 木隱れの鳥 令和元年六月十日 11 市内古民家園にて。姿の見えない囀... もっと見る
- 深緑 搾る風吹く 山陰に ひとつふたつと 夕菅の花 令和元年六月三日 17 福島市信夫山北側の裾にて。 薮... もっと見る
- 水無月に 殘る根雪に ほのぼのと 白きほむらは まだ燃ゆるらむ 令和元年六月三日 13 吾妻連峰最深部、谷地平湿原辺りの... もっと見る
- 月出でて ほのうつすかな みほとけの か細き肩の 葉櫻の影 令和元年五月二十六日 15 深夜の月の出 ふと寄り道したお寺... もっと見る
- 澪亂す 風行く沼の 花かつみ 鏡にうつる 病む戀の如 令和元年五月十六日 12 もっと見る
- 大巓の 森の根開けに 咲く花の 白さあればと 戀を弔ふ 令和元年五月十一日 12 もっと見る
- 焦がれ盡き 噛み切る爪の 落ちる如 細き孤の月 山影に消ゆ 令和元年五月八日 10 月の入 もっと見る
