KENさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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環状など勝手にあだ名つけられて戸惑う僕ら何処が悪いの
令和二年三月九日
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「山家集」拾い読みしていたら何故...
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ななめ降る みぞれの野辺に ひよどりの 林檎啄む 音のかそけき
令和二年三月八日
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ひよどりよ この魂宿し つむぎ行け 林檎の聲は みぞれに滲み
令和二年三月五日
11
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ひよどりは 濡れて止まれり 消え方の ほむらのやうな 林檎のたもと
令和二年三月五日
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耐へ尽きて 林檎のひとつ 落ちにけり ひよどりの鳴く みぞれ降る春
令和二年三月五日
10
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かなしみは 癒えるものかは 碧玉の 水面の今の 藏王の湖よ
令和二年二月二十二日
9
「あまつ日に日蔭をすれば乳いろの...
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夜光蟲 午前五時には 夢と消ゆ 川の中洲に むくろ殘して
令和二年二月六日
9
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狩人が 右肩に負ふ 血溜まりの 落ちる音追ふ 闇に凍えつ
令和二年一月三十日
7
雪になれず落ちた雨の後のオリオン...
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夜の全て 薄墨に染め 立つ霧に 冬鳥の聲 迷ひ漂ひ
令和二年一月二十六日
12
数日前の深夜 すごい川霧でした。...
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雪の燈に 瀬音ばかりが 浮かぶかな 逝きたき程に 更けゆく闇に
令和二年一月八日
10
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暮古月 燈りを探す 魂ひとつ 寒き靴の音 路に殘して
令和元年十二月二十八日
11
12月の生き霊
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棘傷に にじむ血を見て ながらへる この身を思ふ むくろぎの尾根
令和元年十二月二十六日
12
無垢路岐山(むくろぎやま)その2...
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冬枯れに 心を染めて 冬枯れを 叩く雨音に ひとり濡れ行く
令和元年十二月二十六日
7
無垢路岐山(むくろぎやま672....
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野うさぎの 耳奥いまだ 殘るらむ 絶えて久しき かの遠吠えよ
令和元年十二月二十五日
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その声は 夕影に落ち 澪の上 荒ぶ川辺に 迷ふ白鳥
令和元年十二月二十四日
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阿武隈川 白鳥の飛来地にて。 ...
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狩人を 哀しく見詰む おほかみの まなこと思ふ 風奧の星
令和元年十二月二十一日
8
天狼星(シリウス)
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降る雨が 螢火となり 舞ふ影の 行方を追へば ただ風の音
令和元年十一月三十日
11
深夜 風に混じる雨はいつしか小雪...
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カナリアは 哀しく淡く 燃えにけり 朝影の降る 霜月の路
令和元年十一月二十九日
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銀杏の落ち葉を。 元歌「金色の...
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北むきの 風鳴く声に 背を丸め 中也のまなこ 打ち眺む夜半
令和元年十一月二十八日
9
いくつになっても
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この秋の 野分の跡の 川の岸 眞砂を探す 鷺影ひとつ
令和元年十一月六日
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寒くなると裏の河原にやってくる白...
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