みろくさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 身を捩りあくびしたあと乳の匂い 名無しの君を名前で呼んだ日 平成二十九年四月二十二日 13 微塵の打算も見返りも求めず他人の... もっと見る
- 大切にしようとしたけど無理みたい 優しくだったらしてあげられる 平成二十九年四月二十一日 36 優しくするのはとても簡単ですけど... もっと見る
- 肩を抱き駆け寄る子を見て交わす笑み 高さの違い まだ覚えてる手 平成二十九年四月十八日 27 今の生活に何の不満もないんですけ... もっと見る
- 僕たちは電話ボックスで嗚咽した最後の世代になるのだろうね 平成二十九年四月十七日 35 雑踏に置かれた小さな箱の中で合格... もっと見る
- 組紐の飾り結びの意味を知る ほどけず止まった手の意味を知る 平成二十九年四月十六日 24 もっと見る
- 終わる夏 コースロープ枕にして初めて気づく 雨音と君 平成二十九年四月十五日 20 夏が、あの頃が、ちょっと眩しい もっと見る
- 足元に梅の花びら 見上げれば軒端の猫が爪研ぐ三日月 平成二十九年四月十四日 28 梅が咲いてたのも、もう随分前だっ... もっと見る
- 火葬場の煙突見上げ母が言う「あなたに何も知らせるなって」 平成二十九年四月十三日 27 余命宣告後に家、事業、葬儀社、法... もっと見る
- 真夜中に詠まれたうたがいとおしい 貰った本の書き込みに似て 平成二十九年四月十二日 24 もっと見る
- 蓮の葉に移ろう雫映し出す精舎の朝の香りは樒 平成二十九年四月十一日 23 タイ東北部にある寺院の蓮池を見て もっと見る
- 十七の桜は揺れる髪飾り肌にも咲いて残るも知らず 平成二十九年四月十日 17 もっと見る
- 君が置く柄杓に落ちる桜花 水琴窟が音を合わせた 平成二十九年四月九日 40 秋日好さま僕の歌とも呼べないもの... もっと見る
- 孫を抱く笑顔を遺影にした父の墓へと歩く 娘の手を取り 平成二十九年四月八日 27 晩年の父の写真がとても少なく、そ... もっと見る
- 麻はしゃり レーヨンてろん ナイロンつるん 木綿の君は絹を夢みて 平成二十九年四月七日 17 布ごとの擬態語があるのがとても面... もっと見る
- 降り立ったホームの風が祝福でありますようにと銀の匙見る 平成二十九年四月六日 17 上京、入学式、入社式 がんばれみ... もっと見る
- 君の写真 隠した本の題名を古本屋にてぼんやり眺める 平成二十九年四月五日 19 もっと見る
- 帰りみち 板塀越しの柿泥棒 「また来んさい」とせつない追い銭 平成二十九年四月四日 22 小学校のころ独居のお年寄りから優... もっと見る
- 生きたまま君に寝首を掻かれた薔薇は死んでることにまだ気付いてない 平成二十九年四月三日 18 挿し木から手間をかけて咲かせたの... もっと見る
- 戦場で南洋桜と名付けらる春無き国の火焔樹の春 平成二十九年四月一日 25 火焔樹(火炎樹）は鳳凰木の俗称で... もっと見る
- 黄昏の人波引きゆく校庭でハードルを越ゆ 風神みたいだ 平成二十九年三月三十一日 16 風神雷神図の風神のようで もっと見る
