吉野 鮎さん
のうた一覧
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病室の大き玻璃戸の向こふ側空色移らふ夏の名殘りを
令和元年八月二十三日
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101回夏甲子園の熱戦が終わり、...
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一莖の蓮華つぼみを解く音搔き消すほどを降る蟬時雨
令和元年七月三十日
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住宅地の一角に取り残された小さな...
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野分過ぎ十六夜の月蟲の聲逝きし人らに獨り送り火
令和元年八月十七日
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台風は過ぎさったものの、残暑は相...
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久びさに雨音を聞く處暑過ぎて鳥・蟬・蟲の聲なき街に
令和元年八月二十三日
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さればこそこころに色を抱くやふに十六色のくれぱすを購ふ
令和二年四月十五日
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ありがたき世なれぱ鳥影見へぬ朝 鋭き一聲切り裂く霧中
令和二年四月二十七日
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生れし兒の健やかなればその母のウィルス消ゆと初夏便り
令和二年四月二十八日
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今朝のニュースから 母子共に無...
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憶良詠ふ可笑しみやがて哀しみに 幾とせの世もひとは愛しも
令和二年五月八日
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Stay Home! 憶良: ...
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遺されし戀は燠火の妖火なれ雪積む夜の無音に籠る
令和三年一月十三日
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雪積む夜の静寂
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夕闇にきみの影顯ち左手をややに掲げつ西空にきゆ
平成二十九年二月十九日
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「ヒロシマ」「ナガサキ」「フクシマ」人たるを原罪 としてカタカナ表記
平成二十九年三月九日
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進化と進化。文化と文明
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春霞む空に響きし鳥たちの命歡ぶ聲にやすらふ
平成二十九年三月十七日
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八朔が好きとふ吾子に送りくる亡父の荷にあるいくばくの札
平成二十九年四月二十七日
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娘は不肖の子でも、孫達は愛しい。
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初夏の風渡りゆく鈴懸の若葉にまろぶ光のきらら
平成二十九年四月三十日
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廻廊を上りて拜す觀世音泊瀬の峽の目に沁む緑蔭
平成二十九年五月十五日
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豊山神楽院長谷寺に十一面観世音菩...
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冷ゆる手に薄紅色の石楠花のひとひらとりて不治を告ぐきみ
平成二十九年五月七日
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しどけなく開ききりたる牡丹花のいろ五月雨にうたれ褪せゆく
平成二十九年五月十五日
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夕闇に梔子芳る言の葉を失ひし日のこの香の記憶
平成二十九年五月三十日
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失語症と梔子の香の記憶
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冴ゆ月の傍にスピカはひかりをりちさき耀き確とし宇宙に
平成二十九年六月五日
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麥穗たつ畑に沈めばちくちくと鬼にみつかるかくれんばう遙か
平成二十九年六月一日
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