詠み人知らずさん
のうた一覧
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幽霊もお国柄出て外国のそれは滅茶苦茶我が強いらし
平成二十九年十二月十三日
10
日本「大丈夫だからお家に帰ろうね...
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放られて久しき廃材 のこぎりの 木屑に香る 紫檀のプライド
平成二十九年十二月十三日
7
外からはわからないけど、ゴミ屋敷...
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苦しくも閉ぢねばならぬ逃げの道 考えむとはせざる頭の
平成二十九年十二月十三日
7
◇:*:☆:*:◇:*:...
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柔らかき幼きヤギの毛糸 手に頬ずりすれば 優しきぬくもり
平成二十九年十二月十二日
7
生後一年未満のアンゴラヤギの毛、...
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コトコトと煮る あぶらげと焼き豆腐 貧しき身には上等なる肴
平成二十九年十二月十二日
14
だし汁に砂糖と昆布つゆで煮て最後...
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天国への階段 という神曲を聴けば昂り波打つこの胸
平成二十九年十二月十一日
11
レッド・ツェッペリンの曲。携帯の...
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婚約のニュースに湧ける輪の外で 我関せずを貫くお局
平成二十九年十二月八日
7
おめでとうくらい言ってあげても罰...
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憂きリアル がんばるためのスパイスと 荒んだこころ潤すクリーム
平成二十九年十二月八日
9
みたいなものなり
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切なげに見上げてくる目に気づいても その手はくわなの白ウサギ
平成二十九年十二月八日
10
男を好きだとしても、みんながみん...
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蝋燭の温き色合い映す窓 侘しき初冬の宵を慰む
平成二十九年十二月八日
14
目の前にあるのが築地の塀に五本線...
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転居するに市の財政が気にならば 図書館訪らひ見ればよきらし
平成二十九年十二月七日
6
転勤族の妻の話によると、図書館の...
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軽快な二足歩行に繋がれて十六ビートの四つ足がゆく
平成二十九年十二月七日
12
◇:*:☆〝ε(。•ө•...
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創世の暗黒時代に銀河成し 星生れたる宇宙の不思議
平成二十九年十二月六日
8
ビッグバンから50万年ほど経った...
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「ありがとね」告げて始まるハッピーな感謝の応酬ほっこりの種
平成二十九年十二月六日
13
二歳児が寝る前に「ママいつもご飯...
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この里に あるは楽しみたきが故 思ひ悩むは現で十分
平成二十九年十二月五日
14
◇:*:☆:*:◇:*:...
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声と面ゆ情報ありて酌まれけり 行間読めぬ頭ぞ悲しき
平成二十九年十二月五日
9
◇:*:☆:*:◇:*:...
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意を酌めで傷付けて猶 意を酌めず 蛻く能はぬ自己嫌悪の殻
平成二十九年十二月五日
10
◇:*:☆:*:◇:*:...
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明け闇にコトンと配達の音ひびき 洗面にとる水の冷たさ
平成二十九年十二月五日
15
◇:*:☆:*:◇:*:...
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酉の市 忙しき耳には聞こえぬか 別れの音とも聞こゆるお囃子
平成二十九年十二月四日
12
◇:*:☆:*:◇:*:...
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空気読め 非論理的だが和を尊び 黙殺される少数派意見
平成二十九年十二月四日
11
日本の同調圧力は、みんな一緒が正...
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