滝川昌之さん
のうた一覧
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立ち漕ぎで上った坂は若き坂 老いの下りは加速する坂
令和元年七月七日
21
こんばんは。 七夕の今日、...
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里芋の葉はいつまでも雨粒をあやしていたい赤子のごとく
令和元年七月六日
21
こんばんは。 芙蓉の花を見...
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重たげな柳の枝が風に問う底の見えない雨季の終わりを
令和元年七月五日
19
こんばんは。 駅前商店街の...
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しとど降る雨に巣篭る子らのため稚貝つつくか磯のヒヨドリ
令和元年七月四日
20
こんばんは。 雨が止んだ朝...
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伸びしろは支柱の丈と決められて定め知らずに無垢なアサガオ
令和元年七月三日
15
こんばんは。 まだ15~2...
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短冊に願いを込めたキラキラの子らの瞳を天(そら)は映せよ
令和元年七月二日
19
こんばんは。 職場最寄駅の...
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おふくろが死んだ夏には梅雨が無く泣くなと空で諭す気がした
令和元年七月一日
21
こんばんは。 今日、七月一...
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嬉し気な梅雨の晴れ間の囀りと「それっ」と出てくる散歩の犬と
令和元年六月三十日
18
こんばんは。 長雨がやむと...
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梅雨空に積み上げられて脱衣場に溜まる衣類を妻にらみおり
令和元年六月二十九日
15
こんばんは。 長男が暮らし...
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鑑賞会 灯って魅せる蛍火はちまたに流行る闇の営業
令和元年六月二十八日
15
こんばんは。 『清らかな...
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一善がうまく伝わり会釈などひとつ受ければそれで好日
令和元年六月二十七日
23
こんばんは。駅前2時間無料の駐輪...
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自覚はある 若手社員とずれてきた荷物とならず範を見せたし
令和元年六月二十六日
18
こんばんは。 近々のスポ...
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去勢されスマホに籠る若者は懐メロと呼ぶ反戦の歌
令和元年六月二十五日
18
『反戦の歌』のルビを『我...
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この宿にお泊りなさいと主を待つほの白き夜のホタルブクロは
令和元年六月二十五日
12
こんばんは。 『ホタルブク...
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音の無き母なる海の警鐘はクジラの腹に溜まるビニール
令和元年六月二十四日
15
こんばんは。 ビニールを大...
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チコちゃんに叱られていい時々はボーっと生きてみたいじゃないか
令和元年六月二十三日
15
こんばんは。 妻と昼食に...
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保育士の点呼のように朝顔の双葉数える梅雨晴れの庭
令和元年六月二十二日
15
こんばんは。 先週末に種を...
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チケットはすべてハズレた五輪でも楽しみだよね自国開催
令和元年六月二十一日
15
こんばんは。 来年のオリンピッ...
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終電で懺悔のごとく吊り革を両手で握り枝垂れる戦士
令和元年六月二十日
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こんばんは。 終電で帰るこ...
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春先の青く拙い鶯を過ぎて切なく効く(聴く)ビブラート
令和元年六月十九日
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こんばんは。自宅近くの森で見事に...
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