波江究一さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
雪雨に變りてゐたるしぬのめの地震は搖るか彼岸を指呼に
平成二十二年三月十日
2
もっと見る
髪の雪はらはむともせず入りゆきて洋菓子店の暖房取り崩す
平成二十二年三月十日
2
もっと見る
冬ざれの歩道けなげにつややけき薔薇色愛でぬ朝な夕なに
平成二十二年二月六日
3
もっと見る
親と子が 二人羽織で はしやぎ合ふ 粗忽で豆を 取り落としたる
平成二十二年二月三日
1
もっと見る
おもかげに 匂へる君が はなやげる 袖に迷へり とめどなきまで
平成二十二年二月三日
4
もっと見る
雪片の擦れあふ空か明日の道危ぶめどなほ切に懐かし
平成二十二年二月一日
7
東京に住んで四年目。東京には空が...
もっと見る
おほらかに 時の流れを しろしめす 望月は今朝 軒の間に
平成二十二年二月一日
3
昨日の朝散歩に出たところ入り際の...
もっと見る
生きながら己れ葬りたる彼はライ麦畑に何を隠せし
平成二十二年一月三十日
3
もっと見る
夕焼けし切妻屋根の軒端よりはるけく望むなつかしき尾根
平成二十二年一月二十八日
4
光源氏さんのところで折句募集との...
もっと見る
山門が今に留むる彈痕へ指を觸れて過ぐ寒夜の路地に
平成二十二年一月二十七日
4
上野桜木町の経王寺は上野戦争の時...
もっと見る
切り刻む大根のなか烏賊の足入れて煮込めば湯氣に悔いつつ
平成二十二年一月二十六日
3
もっと見る
死兒の齡確かむるごと檢索す捨て來し里の今夜の氣温
平成二十二年一月二十六日
7
もっと見る
驛前の寒さにめげぬ歌聲へ拍手送りつものこほしむも
平成二十二年一月十九日
3
もっと見る
寒の中桃のけなげに咲き揃へるみ苑は暮れて金の三日月
平成二十二年一月十九日
11
もっと見る
たまゆらにみぞれしのみの初雪は過ぎて都心の雨にそぼちぬ
平成二十二年一月十三日
4
もっと見る
何ひとつ遂げしなき身をあはれむかふかぶかとマフに包む晴れ着は
平成二十二年一月十一日
2
青春は遠くなつたものかなとこの日...
もっと見る
充たされむ願ひに似るか建て替るビルの空き間の燈ともし頃は
平成二十一年九月七日
3
もっと見る
殘暑ともいへぬ間野分の二三過ごしやうやく晴れて既に秋空
平成二十一年九月七日
2
もっと見る
白き杖たどたどしく引く身となれる夫が手を取る連れ添ふさだめか
平成二十一年九月四日
1
もっと見る
入り際の陽に鰯雲の色かくと告ぐればうなづきかへす縁先
平成二十一年九月四日
6
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>