波江究一さん
のうた一覧
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おほらかに 時の流れを しろしめす 望月は今朝 軒の間に
平成二十二年二月一日
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昨日の朝散歩に出たところ入り際の...
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冬ざれの歩道けなげにつややけき薔薇色愛でぬ朝な夕なに
平成二十二年二月六日
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めざましと見上げしものか生き物のやうに擦れ合ふ少女の胸を
平成二十一年一月三十日
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夏至柱の高く掲げし花輪に鳩 捕虜屠らむをしばらく日延べす
平成二十一年一月三十一日
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驛を出てすぐに木立のかげで聞くオカリナの音よ錢置きて去る
平成二十一年二月一日
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君が髪たぐさにしつつ遂げんこと語らへる間をインコの繰り返す
平成二十一年二月二日
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じつと背を見られゐしこと恥づかしく振り向きかけてすぐ赤らむ頬
平成二十一年二月二日
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子供らが觸れ歩く火の用心もこの頃聞かずさびし夜窓は
平成二十一年二月七日
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富士はまだ煙り立てゐき敷島のやまとうたの道興れるころを
平成二十一年二月七日
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浅間噴火のニュースでつい富士に連...
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降り來し黄巾の徒を青州と名づけてともに赤壁までを
平成二十一年二月八日
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黄巾 漢を滅ぼした賊徒 青州 ...
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狙撃せし窓を憎めど何せむに夜陰に掻き抱く妻の骸を
平成二十一年二月十三日
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ユーゴ内戦時の一光景。民族宗教観...
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肉と皮膚のみで成る人間は居たのかねと読みつつ苦笑す口語短歌を
平成二十一年二月二十三日
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正しい手間をかけ方を教へるのが国...
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滑り台群れ寄る子等の聲はづむ土かぎろひも間もなく立たむ
平成二十一年二月二十二日
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春の兆し出つ入りつして小犬の毛の吹かれ加減を見送る路地よ
平成二十一年三月三日
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じつに一万年以上の付き合ひですよ...
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たこ焼きを食ひ終へし時十二時の鐘聞こえ來るアメ横路地よ
平成二十一年三月八日
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つぐみさへ撃つを嫌ひし弁護士の已む無く撃ち殺したる狂犬
平成二十一年三月十日
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路面電車通はずなりて廢れたる釣具屋街拔け見入る川面よ
平成二十一年三月十五日
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路地店の間をくぐり來ててきぱきともの言ふ若き力車の乙女
平成二十一年三月十五日
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母呼べど子はなほ飽かずうかがへりわが部屋下の蝶捉へむと
平成二十一年四月十一日
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蜂の子の生れしばかりの羽ぶきしてかげろふ過ぐる若楓の葉
平成二十一年四月二十三日
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