波江究一さん
のうた一覧
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肩掛けのバッグの紐がくつきりと際出たせゐる胸のふくらみ
平成二十一年五月二十五日
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バツイチ同士の男女が出会系で知り...
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いつしかに夏至るこの國を待つ通過儀禮のごときさみだれ
平成二十一年六月二日
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日曜の何なくなく過ぐる部屋にさへくまなく到る夏と悔恨
平成二十一年六月二十八日
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アイドルは轉落マドンナは孤獨死女傑は処々に繰り返す土下座
平成二十一年八月九日
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食み殘す西瓜の殻に寄る蠅の羽ぶきも弱く夏ゆかむとす
平成二十一年八月二十三日
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鈴懸の早枯れの葉のおもひ入れあるがごとくにうつらうつら落つ
平成二十一年八月三十日
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燕なほ歸るに早きこの頃を夜寒のしのび入れるこほろぎ
平成二十一年九月四日
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たまゆらにみぞれしのみの初雪は過ぎて都心の雨にそぼちぬ
平成二十二年一月十三日
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山門が今に留むる彈痕へ指を觸れて過ぐ寒夜の路地に
平成二十二年一月二十七日
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上野桜木町の経王寺は上野戦争の時...
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夕焼けし切妻屋根の軒端よりはるけく望むなつかしき尾根
平成二十二年一月二十八日
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光源氏さんのところで折句募集との...
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おもかげに 匂へる君が はなやげる 袖に迷へり とめどなきまで
平成二十二年二月三日
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白蓮の花瓣の縁はおもむろに茶の斑まとひてふくらむ花つぼみ
平成二十二年三月十八日
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遠富士をおほふ薄雲のほとりを出で飛行機雲は空をよぎれり
平成二十二年三月二十二日
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せはしなき辻の茶店にまどろみてあてど無きその夢間のかげろふ
平成二十二年八月十九日
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生還を期し得るや否あらたしき髭撫でて立つ故郷の驛よ
平成二十一年一月三十一日
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ぽつねんとテラスに止まりゐる鴉と目が合ふふてぶてしく生きみん今日か
平成二十一年二月一日
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いつ知らず戀いたはりに流れつつ子のごとくにも思ほゆる君
平成二十一年二月十五日
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陽光を取り込む葉緑素のごとく育みたまへ和歌の語法を
平成二十一年二月二十五日
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遠富士のかげも又よし悩むさへ疲れて辿り來たる河原に
平成二十一年二月二十七日
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日本語を諸文明ゴミ集積所にしてはなるまいと思ひつめむや
平成二十一年三月四日
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