詠み人知らずさん
のうた一覧
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出来損ない 出来ない子でごめんなさい それでも大好き 大好きだから
平成三十年一月十八日
9
ごめんなさい、でも、家族大好き
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雨濡れて 滑る雪道 祖母の手を 握りて向かふ 午後の診察
平成三十年一月十八日
10
祖父母孝行したい二十二才のくそが...
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大小の「さよなら」を云う 誰しもが それでも寂しい 悲しいは等しい
平成三十年一月八日
13
「有頂天家族」を弟に貸しました。...
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納豆と卵と鯖缶 投入し 引きずりうどんの 小宇宙食う
平成三十年一月七日
9
山形には「引きずりうどん」という...
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すき焼きに 卵をいくつ食べるのか 論争なるは 年始の風物詩
平成三十年一月七日
8
私は二個使いました。
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折り目つき 言葉の並ぶ祖父の本 雄弁な字と会話す午後の陽
平成三十年一月六日
7
走り書きだったり、なにかの絵だっ...
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お父さん あなたの手をね 離すのは まだ怖いからと 甘えてばかりじゃ
平成三十年一月六日
7
いけないと、思うのです。
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愛犬の写真を使える 戌年の年賀はがきに連なる 犬尻
平成三十年一月一日
10
今年、犬飼っている家のハガキは大...
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福笑い並べたような新年の 初笑いして 餅を伸ばそう
平成三十年一月一日
11
びにょーんにょにょにょーん
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柴犬を暖に二人でふゆ花火 今年もありがと 最終五分で
平成二十九年十二月三十一日
9
サンキューサンキュー
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年の瀬に みかんと炬燵の罠ハマり 灯籠の火を雪見だいふく
平成二十九年十二月三十日
7
こたつ周りの食糧事情
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小さな子 守ってくれた大きな背 今は届くよ 私のお父さん
平成二十九年十二月二十六日
9
昨日父の誕生日だったので、昨日上...
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オイ、止めろ 今は触るときではない 唸る柴尻 止めると蹴られる
平成二十九年十二月二十二日
6
柴犬「触るの止めてけろ」 我「...
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旅路先 ふと着たコートの裾手繰り 付いた赤毛の お供は愛犬
平成二十九年十二月十五日
6
北海道から仙台から秋田から新潟か...
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冬至にはまだ早いけれど栗かぼちゃ 煮てくれたんだね おばあちゃん
平成二十九年十二月十三日
7
ありがとう、ありがとう
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灯に浮かぶ 影踏み鬼を雪影と 共に遊びし 柴尻跳ねる
平成二十九年十二月十二日
5
飼い主は二十分付き合わされました...
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病院へ送り届ける祖父母の背 小さく細く こんなに偉大だ
平成二十九年十二月十一日
13
いつも思います。 とても守られ...
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ぬくぬくと 人間よりも極楽な 寝言をいうは 柴犬の夢
平成二十九年十二月八日
6
アイツ、人間よりいい生活してんぞ...
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下鴨へ注ぐ清水の湧く音の 鈴を鳴らした 母の横顔
平成二十九年十二月一日
7
下鴨神社で買った鈴を母に渡してか...
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ストーブの 前を陣取る 柴犬の 野生の牙は何処へ抜けたか
平成二十九年十一月二十四日
11
飼い犬と言うよりも、最早お犬さま
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