呉竹の憂き節さん
のうた一覧
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かくばかり憂き世の中に有明のつきぬ嘆きをなどかおひけむ
平成二十七年九月二十九日
2
有明/有り 月/尽き 生/負
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深山路の猶住み憂きにいさよひの月や出でにし我や入りなむ
平成二十七年九月二十八日
4
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十あまり五つの月もわが身かなよにあることのかぞへあやまち
平成二十七年九月二十七日
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曇りなき月こそ照らせ憂き世にて身の置き所かけてなきをば
平成二十七年九月二十七日
4
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ここも又姨捨山か末暗き憂き身よそなる秋の夜の月
平成二十七年九月二十七日
4
わが心慰めかねつ更科や姨捨山に照...
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憂き世には秋雨いかに逃るともなほふるてへば行く方ぞなき
平成二十七年九月二十六日
1
秋/飽き 降/経
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世の中よおのが憂き身の程知らばとく名にし負ふ星となれかし
平成二十七年九月二十六日
3
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またも見む朝の床か言の葉と夢には背く憂き世なりとも
平成二十七年九月二十六日
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しぐれつつ光なき世と身の憂さに庵ばかりこそさして厭はめ
平成二十七年九月二十五日
4
鎖/射
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出でやらで恨めしの世やなぞもかく晴れぬながめを柴の戸の内
平成二十七年九月二十五日
1
柴/為
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世の谷の下りはじめをとめつれば我から出でぬ命なりけり
平成二十七年九月二十四日
1
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心にもあらぬ憂き世のながら川かがりなき闇わたりわづらふ
平成二十七年九月二十四日
4
長良川/長し/中
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ただかひのなしと嘆くもうらやましこはうち越えてあるぞ苦しき
平成二十七年九月二十四日
3
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捨て果ててまこと憂き身をながらへじつゆいつはりのなき世なりせば
平成二十七年九月二十四日
2
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世にすめる心づくしもうち添はり涙もるまでにくき月影
平成二十七年九月二十三日
4
住/澄
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あきはてつ涙ひるまのなき世にて分くとも長き闇の通ひ路
平成二十七年九月二十三日
2
干る/昼
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いづ方へ捨てやはやらむ世の中の人に我さへ厭ふ我身を
平成二十七年九月二十二日
2
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奥山や八幡の神を頼みつつ荒き聖も世は捨てにけり
平成二十七年九月二十二日
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翻す憂してふ言にもし添はば神のまもりを末やかけまし
平成二十七年九月二十二日
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山高み世にあきらけきめぐみだに枯れにし身をば焼くひかげかな
平成二十七年九月二十二日
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日/火
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