呉竹の憂き節さん
のうた一覧
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世にあるは何楽しきに先立てて谷より問はむ何か憂からぬ
平成二十七年九月一日
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とどろかしあはれと嘆くなる神やさくるもあだのかかる憂き世を
平成二十七年九月一日
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裂/避
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身のかひもなきをは月の去るからにやがて憂き世のなが月の影
平成二十七年九月一日
3
葉月/恥づ 憂き世の中/長月
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よも見ればくゆる火の追ひ海くるし嘆きの森にのぞむ橋絶ゆ
平成二十七年八月三十日
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四方/世も 燻/悔 嘆き/木 臨...
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もとよりも世の谷底に埋木ぞ花さく折のあらむ物かは
平成二十七年八月二十九日
3
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捨つるさへむなしき憂き世かねてより無きにまさらむ身の様ぞ見ぬ
平成二十七年八月二十八日
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世の憂さに袂の露のひまもなくそれとも知らぬ秋は来にけり
平成二十七年八月二十八日
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身は長く憂きしまきなり後はそよいとはれてこそ人も過ぎぬれ
平成二十七年八月二十六日
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しまき=風巻 いと晴れて/厭はれ...
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今は世に経るも果つるも嘆きのみこりごりなれや折れ臥しにけり
平成二十七年八月二十五日
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嘆き/木 懲/樵/凝
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玉の緒の憂きことを音に嘆くともならしぞあへぬ世の嵐には
平成二十七年八月二十五日
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慣/鳴
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見渡せばおのが立つ瀬はいづくとも岩垣沼の数ぞ知られぬ
平成二十七年八月二十四日
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岩垣沼/言は(じ)
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わが時は梢尽くして鳴く蝉の騒がしく憂き世にも経るかな
平成二十七年八月二十四日
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梢/来ず
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世の中と厭ふ心の限りなさ捨てもやられぬこの身ながらに
平成二十七年八月二十三日
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草しげきわが敷島の道の辺はにはかと見えてあれぬべらなり
平成二十七年八月二十二日
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庭か/俄
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袂染め何七夕の嘆きせぬひと日に長くしのぶ憂き世を
平成二十七年八月二十一日
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めでたさもかりのこの世にはかられて憂きを憂しとも思ひ知らずや
平成二十七年八月二十一日
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七夕のいと人知れぬ身の道も猶うちはへてよりぞあはせむ
平成二十七年八月二十日
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いと/糸 古今集秋・躬恒 七...
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敷島にかけたる橋も憂き身こそふみ見るからに朽ちわたりけれ
平成二十七年八月十九日
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踏み/書
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越させなむ心の闇にとどむべきたばかりなれやいねと思ひし
平成二十七年八月十九日
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謀り/田ばかり 往ね/稲
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かりにとて都へきたの越ののちはいかでたのみをうたてながめむ
平成二十七年八月十九日
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越ののち:越後国、是が古里 仮...
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