呉竹の憂き節さん
のうた一覧
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変はらずも厭ふ下りのみなれざほ憂き世さしてか生まれ来にけむ
平成二十七年九月十八日
1
水(馴竿)/身
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世を厭ふ心深くも入る山の隔てにけりな撫子の花
平成二十七年九月十七日
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わが末は小倉山だに日かげにて憂き世をしかやなきわたりなむ
平成二十七年九月十六日
2
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恨みても猶恨めしき世と身かな葛も日にまたかへるものから
平成二十七年九月十五日
1
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なく声は身をうづらにも劣らめや消えぬ嘆きのまのの萩原
平成二十七年九月十五日
1
真野/間
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世も果ては身の憂く消えぬ嘆くらむ恨みにこがれかつなかれつつ
平成二十七年九月十五日
2
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月日ゆくけしきに人のなには江のあしや晴るるや分かぬ玉敷
平成二十七年九月十四日
3
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年ごとに憂き世にあきを知らするは常にあらしの荻の上風
平成二十七年九月十三日
2
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清滝のいと苦しくも見ゆるかな同じながれにちりひぢの身は
平成二十七年九月十一日
2
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露しげくかかる憂き身のとがの尾の長きを思ふ世こそつらけれ
平成二十七年九月十一日
2
栂/科
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世をあきに沈む思ひは深草の里の月影慰めやせむ
平成二十七年九月十日
3
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聞くよりも憂き日のみこそ重ねつれ命延ぶべきかひもなき世に
平成二十七年九月九日
2
菊・陽
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捨て果てばいかが深山の月影や同じこの世とすみわびぬらむ
平成二十七年九月八日
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深山/見 住/澄
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秋の野にうらやましきは白露ぞ散るに先立つ身の置き所
平成二十七年九月八日
1
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よるごとに憂きしがらみのうち出だせ初雁がねのつらき世とだに
平成二十七年九月七日
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古今集秋上、躬恒、雁のなきけるを...
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みどり子の知らで経るこそあはれなれいづれ憂き世にあきの来むとは
平成二十七年九月五日
2
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なるならぬ思はむも身にあだなれやかく世におふのうらなしの憂さ
平成二十七年九月五日
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おふ/生ふ
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ぬぎかけぬ憂き世の中に藤袴きてしより身はほころびにけり
平成二十七年九月四日
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来/着
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世の憂さに幾重越えつる奥山は身と松風にしく騒ぎなし
平成二十七年九月二日
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鳴く鹿にまして此世にあき萩のしがらみの身はせむ方もなし
平成二十七年九月一日
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