呉竹の憂き節さん
のうた一覧
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世に経れば嘆きの生ひぬひまぞなき深山近くも憂きはかれせじ
平成二十七年十月九日
3
嘆き・憂き/木 枯れ/離れ
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憂きことはわがたま鉾のみちをただ行くも帰るも同じ世の中
平成二十七年十月八日
3
道/満ち
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世の中を思へば身にもむつましやあるかひ塵になどまさるべき
平成二十七年十月八日
2
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あはれにも何か世に来し西ならで苦しみの海しかと知る先
平成二十七年十月八日
1
折句
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椎柴のしばしの折も慰まぬ憂き世の中に猶や経ぬらむ
平成二十七年十月七日
1
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世はもとの道も宿りもなきぞかしありしにかへれ星のかた憂き
平成二十七年十月四日
1
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身を塵と思ふ心のいや果ては投げ落とすべき山ぞなりける
平成二十七年十月三日
0
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いそのかみふるも憂き世と知るからにやまとによろづとく消えねただ
平成二十七年十月三日
0
からに/唐に
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うつせみの人をうしとも思ふかなむべこそ着なめ墨染の袖
平成二十七年十月三日
3
憂し/牛
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生き憂くて死ぬる苦しき世の中よ何に身をやは慰めもせむ
平成二十七年十月二日
1
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神奈備の森こそかねてうつろはめ袂に露の絶えぬわび人
平成二十七年十月一日
4
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かひなしと思ふはわが身ひとつかは見れば憂き世のなべてなりけり
平成二十七年十月一日
5
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かかる憂さ身をつくしてもなかれけり終のなき世に来にし行末
平成二十七年十月一日
3
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惜しからじこの月の果て世の中にあきの往ぬべき時しなければ
平成二十七年九月三十日
1
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葛の葉の誰うらみむとなけれども命憂き世に出でてかへらぬ
平成二十七年九月二十九日
3
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かくばかり憂き世の中に有明のつきぬ嘆きをなどかおひけむ
平成二十七年九月二十九日
2
有明/有り 月/尽き 生/負
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深山路の猶住み憂きにいさよひの月や出でにし我や入りなむ
平成二十七年九月二十八日
4
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十あまり五つの月もわが身かなよにあることのかぞへあやまち
平成二十七年九月二十七日
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曇りなき月こそ照らせ憂き世にて身の置き所かけてなきをば
平成二十七年九月二十七日
4
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ここも又姨捨山か末暗き憂き身よそなる秋の夜の月
平成二十七年九月二十七日
4
わが心慰めかねつ更科や姨捨山に照...
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