呉竹の憂き節さん
のうた一覧
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いくたびかよすがとひとりながむべきみ名を頼むに同じとは知れ
平成二十八年四月十日
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山川も憂き世のほかのときはなる花の下にぞ寄るべかりける
平成二十八年四月十日
6
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花ならぬ憂身をかくもながらへむしるべは死出の山にだになし
平成二十八年四月九日
3
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さかしまにとむる心にとめはせじ見しも散れるも同じ桜を
平成二十八年四月八日
2
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心にて折れる物から移し植ゑばなほかれはてじ古里の花
平成二十八年四月六日
4
枯/離
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花につく心をやがて翻しむすぶこのみと頼む言の葉
平成二十八年四月五日
2
結ぶ木の実/掬ぶ此身
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この上は隔つる憂きの雲晴れて心に宿れ隈もなき月
平成二十八年四月四日
2
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吹く風も散らさぬ花は青柳のいとなつかしくぬきぞ留むらむ
平成二十八年四月四日
5
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行く春も散るは何かの白妙の香や思はまし忘れざりせば
平成二十八年四月三日
4
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大方によらぬ光はさこそ知れ袖に玉散る和歌の浦波
平成二十八年四月三日
3
先の御歌会に上席賜はりしは、偏に...
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心もてそらごとならぬ道行きの果ての隔てぞよすがなりける
平成二十八年四月一日
2
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吉野山よしや散るとも花のかげつひにすむべきしづ心かな
平成二十八年四月一日
2
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ゆく春に曇りやはせむおのづから世にすみわたる花の鏡は
平成二十八年三月三十一日
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住/澄
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春霞立つも消ゆるもなかなかに同じとまでや心かけてむ
平成二十八年三月三十日
1
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花とのみ思ふ心にながめせば散るを見るだにあはれならまし
平成二十八年三月二十九日
4
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つつめどもにほひめでたき桜花見ぬこそ人の咎はありけれ
平成二十八年三月二十八日
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いにしへに返す言の葉見る人の今も心は有明の月
平成二十八年三月二十八日
6
御評価一一一一に着きたるこそめで...
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身をそへて心の花は散らしてむながむる程や久しかるべき
平成二十八年三月二十七日
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わが庵は花を主と成し果てつこの下蔭ににほひ絶やすな
平成二十八年三月二十七日
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波風の立つ世にさてもなごの海かかる霞に心染めまし
平成二十八年三月二十六日
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なごの海=摂津か/和(し)
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