さえねさん
のうた一覧
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花を踏み同じく惜しむ少年の春の風吹く 滅んだ星に
令和四年八月三十一日
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はじめての夜を教えてくれたのは杏露酒を愛した姉様だった
令和四年八月二十日
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ぬばたまのいよいよ深き闇の色線香花火落ちてそののち
令和四年八月十四日
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今もなおほのかに薫る練香のたきしめられし祖母の扇子よ
令和四年七月十八日
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ふたりして校舎の窓に見た月の涼しい色を憶えているか
令和四年七月十八日
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この砂にいつか小さな花が咲き実がなるまでの千年を思ふ
令和四年五月二十四日
4
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われわれがみな滅んでもわれわれのことばは遺る 砂のごとくに
令和四年五月二十四日
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白といふことばひとつが残されて二一〇〇年日本語滅ぶ
令和四年五月二十四日
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死屍累々 殺めし言葉の亡骸がわれらの星を埋め尽くしたり
令和四年五月二十三日
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悪しきものをみな葬れば遺されし君に手向けの言の葉あるや
令和四年五月二十三日
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純白の罪なき國となりぬべし言の葉あまた黄泉におくれば
令和四年五月二十三日
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かぶの葉を湯がく刹那の火の色は原初の夜とつながっている
令和四年五月二十三日
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みどりごのごときかぶらの葉を落とすおのれの過去は切り離せぬも
令和四年五月二十三日
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だれからも求められずに一日を閉じるピエロの影ふかぶかと
令和四年五月二十二日
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必要とされずに今日も一日を終えし道具を持ち帰りたり
令和四年五月二十二日
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こんなにも空は青いのに はじめての上島竜兵のいない六月
令和四年五月二十二日
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きまぐれにおとこのひとのかおをするあなたをすこしこわいとおもふ
令和四年五月二十二日
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色褪せし藤の花房ゆらすのは皐月のほかの風のつめたさ
令和四年五月二十二日
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翠鳥のコバルトブルーの自転車で夏の坂道駆け抜けてゆく
令和四年五月一日
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ウクライナ兵ロシア兵にもその母のそれぞれの子らのいるべきものを
令和四年四月二十一日
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