さえねさん
のうた一覧
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火照りたるこの国の地を冷ますべく洗い流すべく夏果ての雨
令和六年八月二十三日
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ひさかたの宙の果たてで滅びにし星のひかりを仰ぐ夜かも
令和六年七月二十日
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四階の窓にも蝶は舞ふらむよ皐月水無月飛び越えて行け
令和六年五月二十五日
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いちめんの珊瑚の骸ふみわけて浜ゆくときぞ星の音する
令和六年三月十六日
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花びらも雪も分かたぬ夜なればましろき闇に迷いこみにき
令和五年三月十八日
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水音をひとり枕に聴きながらしんしんと冬の夜は深くなる
令和五年二月五日
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白露の玉を宿せる白三毛のひげは張りよく秋の野を行く
令和四年十二月十六日
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肉体を確かむるごとく列島の輪郭なぞりゆく野分かな
令和四年九月十五日
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ぬばたまのいよいよ深き闇の色線香花火落ちてそののち
令和四年八月十四日
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色褪せし藤の花房ゆらすのは皐月のほかの風のつめたさ
令和四年五月二十二日
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翠鳥のコバルトブルーの自転車で夏の坂道駆け抜けてゆく
令和四年五月一日
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みぞれ降る師走の夜の街灯の古いまたたきほどの寂しさ
令和二年十二月六日
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凍てついた月の蒼さを背負いつつほかに道なきこの道をゆく
令和二年十二月六日
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廃校の校舎の庭の苔むした碑文をまもる散らず桜よ
令和二年十一月二十日
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霧は秋のものなれどいま夏霧に国のすべてがつつまれている
令和二年五月十日
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散る桜 うつつも夢のごとく過ぎ いつか笑って海まで歩く
令和二年五月八日
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春紫苑群れ咲く下に埋めし骨千年たって石となりにき
令和二年五月八日
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啼きのこすうぐいす汝れを友として峠の道を越える 初夏
令和二年五月八日
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たたかふも病むもあらたに生まれしも五月の月に照らされてゐる
令和二年五月七日
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手入れする人もいなくて茶畑の色濃き茶葉をたれか摘まずや
令和二年五月七日
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