矢車菊さん
のうた一覧
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きみのこと今日はひとりで想いたい だから会えない 今日は会えない
平成二十六年十一月十四日
2
会う事だけが愛ではなくて、静かに...
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うたを詠むプライドさえもない今夜あなたに会える僕ではないよ
平成二十六年十一月十四日
2
歌を詠むところまで気持ちを持って...
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うつむけば覚えたことがこぼれそう受験の冬をひとり歩いた
平成二十六年十一月十三日
6
睡眠時間を削って受験のために覚え...
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わが殻を脱ぎすてようと少年の瞳を借りて駆け出してゆく
平成二十六年十一月十二日
6
ときどき「ぼく」で歌を詠みたくな...
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君よふと木陰に入り雨傘をつぼめるようにわれ抱き寄せよ
平成二十六年十一月十二日
7
たとへば君ガサッと落葉すくふやう...
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かすかなる鈴の音色をこぼしつつ半球をゆく十六夜の月
平成二十六年十一月十二日
5
月の中には鈴が入っていて、美しい...
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吊革の輪のむこうにて満月にすこし足りない月がのぼるよ
平成二十六年十一月十二日
7
仕事帰りに電車に乗っていると、つ...
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地下書庫にその喉仏うごくとき心に落ちるどんぐりひとつ
平成二十六年十一月十二日
3
地下書庫の匂い、深まっていく秋。...
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祇王寺に平家の栄華舞うごとく散る紅悲し 紅葉の格調
平成二十六年十一月十日
3
盛者必衰のことはり。美しいほど悲...
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木の葉鳴らす風の衣は見えねども確かに在りし神の気配は
平成二十六年十一月十日
4
精霊や神様は、やはり自然のどこか...
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逢いたさが旋律を越えてゆくように鍵盤のうえ手は交差する
平成二十六年十一月十日
5
ピアノの鍵盤上で、左手の伴奏が右...
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ちりぢりのきみの記憶の斷片が梢に集ふ 集ひては散る
平成二十六年十一月十日
5
思い出しかけたもの、梢が揺れるた...
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若き日の青が視界にあふれきて美しきものは遠し 冬空
平成二十六年十一月十日
5
空は若き日のように青く、美しいも...
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文章をはじめるときに空けておくひとマスに浮く飛行船あり
平成二十六年十一月八日
5
文章を書き始めるときの、不思議な...
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抱擁にとけ残りたる場所ありてわたしのなかのまっ白な骨
平成二十六年十一月八日
4
本当に大切なもの、見失わないよう...
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美しき詩を書くための鉛筆の柔らかき芯とがらせておく
平成二十六年十一月八日
4
感覚を研ぎ澄ませて。豊かな感受性...
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凧がふと空にバランス欠くごとく愛の浮力は崩れてゆきぬ
平成二十六年十一月八日
3
突然心が通じ合わなくなるのは、ど...
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ふと空を見上げし刹那さらはれしわれの心か麦わら帽子
平成二十六年十一月八日
4
ふと振り向いたがゆえに、心を奪わ...
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ひとつだけタネあかししたマジシャンの残した多き謎に恋する
平成二十六年十一月七日
2
マジシャンがひとつだけタネ明かし...
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雲のような花の群れ咲く廃線路ああもうここは空かもしれない
平成二十六年十一月七日
3
小さな白い花が咲きこぼれるさびし...
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