猿ノ丞狂介さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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- いづくにもたづきもあらぬ世の中に断腸の猿は水底に死す 平成二十一年十二月十一日 3 読み人は猿丸太夫説、呼子鳥＝猿説... もっと見る
- 野辺近く煙したてば寡婦子らの哭くなる声は夕な夕な聞く 平成二十一年十二月二日 6 「野辺」は鳥辺野のことね。 ... もっと見る
- 腹たてば鼻にも目にも赤き血のかかれる体のアンチャンが泣く 平成二十一年十一月二十七日 1 ケンカのなれの果て。 ... もっと見る
- 梅牌の来ゐる勝負と金賭けて鳴けども「今だ！」役満を振る 平成二十一年十一月二十六日 13 麻雀を知らない人には 意味不明... もっと見る
- 年の内にボケは来にけり娘子を小夜とやいはむ雪とやいはむ 平成二十一年十一月十七日 6 今は認知症というのかな。 お小... もっと見る
- 花でさそふ芸者はいつもの雪ならで旧りゆく女ぞ我がもとへ来し 平成二十一年十一月五日 4 せっかくギョクを握ってまで お... もっと見る
- 海の中は常にもがもが溺死体あまの小舟の綱手かなしも 平成二十一年十一月四日 4 由比ヶ浜はよく溺死者が でるも... もっと見る
- キン玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする 平成二十一年十月二十六日 4 …………。 もっと見る
- ながらへば目暗くなるを忍ばれず牛と見し絵ぞ実は鯉なり 平成二十一年九月二十四日 1 老いの悲しさ…。 もっと見る
- 重い我さても命は惜しけれど浮きに耐へぬはわが身なりけり 平成二十一年九月十八日 4 戒名は土左衛門でお願いします。 もっと見る
- 秋風にふるえる尻のすき間よりもれ出づるクソの影の見事さ 平成二十一年九月七日 44 もはや何も言うまい。 もっと見る
- お笑ひの中島知子の二重瞼 けふ二重顎に悩みぬるかな 平成二十一年八月十三日 2 たくましく育ってほしい。 もっと見る
- 忘れ痔の行く便までも硬ければ今日を限りの命とぞ思ふ 平成二十一年八月五日 4 スミマセンね。汚くて。 もっと見る
- 君がため汝がため子がため家がため永らへませば世は変はらまし 平成二十一年七月十五日 4 藤原北家嫡流、本人は美男子、 ... もっと見る
- 腰は痛み波打つ腹のおのれの身人間ドッグを思ふ頃かな 平成二十一年七月八日 9 メタボは地球をダメにする。 もっと見る
- 朝ぼらけ浦島の箱と見るまでに山家の里でふれる白雪姫 平成二十一年六月二十八日 5 年の経るのは、はやいもので。 もっと見る
- 白菊の花とまがひて初霜を棺に盛りて祖父水びたし 平成二十一年六月二十五日 21 逆もまた真なるか？！ ……ダ... もっと見る
- 美佳の腹分けて流るるあぶら汗アブラカダブラいつか痩せなむ 平成二十一年六月二十四日 5 ナンマンダブナンマンダブ。 ... もっと見る
