善田真琴さん
のうた一覧
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満潮の月に狂ひて重力は超えられざるや墜つる蝙蝠
平成二十四年五月七日
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盲目の蝙蝠聴くは蛍火の寂滅の唄月欠け初めし
平成二十四年五月七日
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肌寒くふと目覚むれば簀垂れ越し丸く太りし超月の夜
平成二十四年五月七日
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夕方から転寝。室温18℃。肌寒さ...
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満月を恋ひ慕ふがに蛍火の明滅しては抑へ敢へずも
平成二十四年五月五日
3
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「ほら蛍」指差す人の香仄か黒髪靡くぬばたまの夜
平成二十四年五月五日
3
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その人の手の柔らかさ知る蛍まだ触れ初めぬ我差し置きて
平成二十四年五月五日
6
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玉の緒の継ぎて拙き歌詠めば須佐之尊も気近く覚ゆ
平成二十四年五月五日
1
古事記によれば、やまと歌の初めは...
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砂を噛む営みの底細浪の滋賀なる湖に貝なく果てむ
平成二十四年五月五日
3
【蛇尾蛇足】「(いと)なみ」と「...
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月没し日出づるまでの須臾の間に微睡む神々我寝ずの番
平成二十四年五月三日
2
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眼疾に音楽があり耳疾には和歌もあるらむ足るを知るべし
平成二十四年五月三日
1
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人は皆如何なる事にも慣れてゆく受け入れた分強かになれ
平成二十四年五月三日
2
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静寂の夜にはぷつりと網膜で細胞密かに剥がるる音す
平成二十四年五月三日
2
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アルコール満タンにしてやっとこさスタコラ動く内燃機関
平成二十四年五月二日
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転ばねど動けぬ四角角取れば留まれぬ丸生き抜き難い
平成二十四年五月二日
1
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失った分だけ人は強くなる楊枝くわえて食べた振りして
平成二十四年五月二日
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正極と負極の磁石離れてくいづれ荷物の身の上なれば
平成二十四年五月二日
1
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眼疾の日々に進みて足の爪手探りに切る心許なさ
平成二十四年五月二日
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愛刀の波刃に宿る月影の手首返せば峰に消えゆく
平成二十四年四月三十日
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刀剣で「峰」とは刃の反対側の背部...
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幕末の気運に似てるこの時代滅び去るとも武士でありたく
平成二十四年四月三十日
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人道的・進歩的だと信じてた左の翼捨てて地を行く
平成二十四年四月三十日
2
朝日新聞・週刊朝日・AERA・J...
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