もぢずりさんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
- 吾が去りて悲しき子らの家の夢夕べ影絵のドアは閉ざさる 平成二十六年九月十四日 2 毎晩のようにみた夢 閉ざされた... もっと見る
- 失ふと思ふだに膝頽るるそれが家族であるべき定義 平成二十六年八月二日 4 いつもに増してつたない歌になった... もっと見る
- 電車移動しつつパソコン開け本も読まんとしつつ若きの居眠る 平成二十六年八月二日 0 電車で漫画の雑誌を楽しんでいた時... もっと見る
- 歌の題「硝子の心」のみ覚ゆ自死三万の始まりし頃 平成二十六年八月二日 2 その後、「ガラスの少年」だったか... もっと見る
- 愛惜と罪悪感のみたつぷりと密封する日々その他は薄し 平成二十六年八月二日 1 その他の感情、の意味 ３１音の... もっと見る
- 自が声か胎児の鼓動聴きにしか迷ひ断ちたる只ならぬ情 平成二十六年八月二日 5 三ヶ月ごろの胎児をまともに感じた... もっと見る
- 完璧の体と心捨てて往くその算段のやや楽し気に 平成二十六年七月八日 1 最近思ったのだが。薬を病院でもら... もっと見る
- 弱音吐くメールは一度まさに手を差し伸べる時逸したる者 平成二十六年七月八日 2 ビタミン剤など送っていた。あれは... もっと見る
- いつまでも点滅するを遠巻きに涙のボタンに触れぬやう居る 平成二十六年七月八日 2 うっかり触れないことが肝心 もっと見る
- 幾年を音信不通か遠ざかる時増しゆくを数えたくなし 平成二十六年七月八日 2 もう数えても仕方ないし、数える気... もっと見る
- タオルケット歯ブラシパジャマ一夜のみ泊まりて遺す君の痕跡 平成二十六年七月八日 3 難しい環境だったが、全てそろえて... もっと見る
- 苦の声の多き命の時すぎて解き放たるを浄土となむ呼ぶ 平成二十六年七月二日 1 こんな風に思っても自分の慰めにし... もっと見る
- 不憫なる愛しき子らのこの今を誰に托さむ生きよこの今 平成二十六年七月二日 5 三人の子をやすやすと授かった ... もっと見る
- コンビニでこの瞬間にベントーを摂る子の姿現にツイッター 平成二十六年七月二日 1 ツイッターには同じ瞬間が映し出さ... もっと見る
- あやまればすむことならずわがこらをかなしませたるわれをゆるすまじ 平成二十六年七月二日 2 われへののろい もっと見る
- 天の青とふ名の朝顔青年の死のごと開き切れずに残暑 平成二十六年七月二日 4 露草の青を少し薄めたような色 ... もっと見る
- 向日葵はわれらが標あてどなき母もつ少年じつと見上げし 平成二十六年六月十八日 5 母が植えておいたのだと思って見上... もっと見る
- はなびらのやうなる月を恋ふのやら秘かにも立つ夜の向日葵 平成二十六年六月十八日 6 夜見るひまわりは、まるで月を眺め... もっと見る
- 常の風台風にも耐えわが与ふ少しの水を待つひぐるまの 平成二十六年六月十八日 2 三メートルにもなるひまわりの垣根... もっと見る
- 逝き果ててやつと向日葵どつと植ゆ稀代未聞の垣根六尺 平成二十六年六月十八日 2 ひまわりは特別な花。記憶の庭に高... もっと見る
